三浦半島の西岸に位置し、海と山に囲まれた神奈川県逗子市を舞台に、市民の有志によって始まった「逗子アートフェスティバル」。14回目を迎え、3年に一度の特別開催年となる本年は、「はじまりの未来、はじまりの場。」をテーマに掲げる。会期は10月3日〜10月25日。歴史的建造物である旧本多邸をメイン会場とし、逗子市街エリアや沼間エリアの路地など、街全体を舞台としたプログラムを展開する。
森山大道やフランシス真悟らが参加。フラーの大型絵本も特別展示へ


展覧会プログラムの第1弾参加アーティストとして、逗子在住の写真家・森山大道や、鎌倉とロサンゼルスを拠点に活動するアーティストのフランシス真悟をはじめ、ブルース・オズボーン、仲本拡史、大気の入り江、山田美優、高屋永遠、尾潟糧天の参加が発表された。また、メイン会場となる旧本多邸では、建築家であり思想家のR.バックミンスター・フラーによる大型石版画絵本《テトラスクロール》(1977)の特別展示も実施。国内外のアーティストたちの作品が、逗子の風景や歴史、自然と呼応した多様な表現を見せる。
街全体が「共育」の場に。音楽祭や市民参加型のプロジェクトも

本芸術祭は、芸術文化を通じて多様な人々が出会い、学び合い、共に育つ「共育」の場をまち全体にひらくことを目指している。展覧会のほかにも、「池子の森の音楽祭」や市民参加型プロジェクト「ZAF まなびば」、ワークショップなどの多様なプログラムを実施。自然・歴史・生活文化が重なり合う逗子の地域性を生かした参加型・体験型の芸術活動を通じて、地域コミュニティの形成や担い手の育成、そして地域文化の発信へとつなげていくことを目指す。
























