村上隆、VERDY、NIGO®、平野紫耀ら約100名が参加。ルイ・ヴィトンがユニセフ支援の写真集『REBONDS』新版を刊行

ルイ・ヴィトンが、1998年に刊行されたチャリティ写真集『REBONDS』の新版を発売した。ルイ・ヴィトンとユニセフのパートナーシップ10周年を記念するもので、映画、音楽、アート、スポーツ、ファッションなど多彩な分野から約100名が参加。売上による収益は全額ユニセフへ寄付される。

REBONDS

 ルイ・ヴィトンが、写真集『REBONDS』の新版を発売した。本書は1998年のFIFAワールドカップ開催時に刊行され、その収益をユニセフへ寄付したチャリティプロジェクトの復刻版。今回の新版は、ルイ・ヴィトンとユニセフのパートナーシップ10周年を記念して制作された。

 『REBONDS』の中心にあるのは、人から人へと受け渡されるボールというモチーフだ。ルイ・ヴィトンはこのシンプルなオブジェを、国境や文化、世代を超えて人々を結びつける象徴として再解釈。結束や継承、子供たちへの支援というテーマを通じて、グローバルな連帯のあり方を提示している。

約100名の著名人が参加

 本書には映画、音楽、現代美術、スポーツ、ファッションなど幅広い領域から約100名の著名人が参加。日本からは、ルイ・ヴィトンのアンバサダーである十三代目市川團十郎白猿、広瀬すず、平野紫耀、堀米雄斗をはじめ、アーティストの村上隆、グラフィックデザイナーのVERDY、映画監督の河瀨直美、ファッションデザイナーのNIGO®、漫画家の高橋陽一らが登場する。さらにサッカー選手の久保建英やバスケットボール選手の河村勇輝など、各分野で国際的に活躍する人物たちも参加している。

 撮影はパリ、東京、北京、上海、ロンドン、ロサンゼルス、ブルックリン、アヴィニョンなど世界各地で行われた。被写体たちはそれぞれの生活圏やゆかりの場所でボールとともに写し出され、個人の物語と土地の記憶が交差する視覚的なアーカイブを形成している。

 デザイン面では、ルイ・ヴィトンのモノグラムをあしらった「Louis Vuitton Monogram ball」が象徴的な存在として機能するいっぽう、写真のあいだに散りばめられた言葉やメッセージが、人と人とのつながりというテーマを補強する。本書はたんなるポートレイト集ではなく、未来の世代へと受け継がれるべき価値や連帯の可能性を探るプロジェクトとして位置づけられている。

 また、本書はルイ・ヴィトン会長兼CEOのピエトロ・ベッカーリと、韓国のユニセフ親善大使であり、Stray Kidsのメンバーとしても活動するフィリックスによる序文で幕を開ける。両者はそれぞれの立場から、子供たちへの支援やグローバルな連帯の重要性について言葉を寄せている。

 『REBONDS』の売上による収益は全額ユニセフへ寄付され、世界各地で困難な状況に置かれた子供たちへの支援活動に活用される。なお、一部の書籍には参加者の直筆サインが施され、6月9日に開催されるチャリティオークションへ出品される予定だ。