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「ためして、みる展」(滋賀県立美術館)開幕レポート。10の「トライ」から新たな鑑賞体験を提案

滋賀県大津市の滋賀県立美術館で、企画展「ためして、みる展 さわって 照らして ねそべって!? アートを楽しむ 10のトライ」が開幕した。会期は6月21日まで。会場の様子をレポートする。

文・撮影=三澤麦(編集部)

「トライ2:寝そべって見る」展示風景より、川村悦子による屏風絵《凱旋-しろ》(2010)

 滋賀県大津市の滋賀県立美術館で、企画展「ためして、みる展 さわって 照らして ねそべって!? アートを楽しむ 10のトライ」が開幕した。会期は6月21日まで。担当は、同館主任学芸員の平田健生。

 2021年に滋賀県立美術館としてリニューアルオープンをした同館は、目指すべき姿を「リビングルームのような美術館」と定義。近代日本画や現代美術、滋賀ゆかりの作品といった従来のコレクションの拡充に加え、芸術文化の多様性を示す「アール・ブリュット」の紹介や、親子で楽しめるプログラムの実施など、多角的な視点から美術館のあり方を探求してきた。

「トライ2:寝そべって見る」展示風景。手前のカール・アンドレ《亜鉛-亜鉛の平面》(1969)は、作品の上を歩くことができる

 同館では年に1回、この独自の姿勢を反映した企画展を実施しており、2023年の「“みかた”の多い美術館展」、25年の「落語であーっ!と展」など、鑑賞者と作品の新たな接点を提示し続けている。

 今回の「ためして、みる展」の最大の特徴は、その名の通り体験型の展示であることだ。会場では、作品を「寝そべって見たらどうなる?」「双眼鏡で見たらどうなる?」といった全10の「トライ」が提案されており、視点や身体を能動的に動かしながらアートを楽しむことができる。

「トライ6:すわってじっくり見る」。単眼鏡を用いて、作品の細やかな部分まで観察することができる

編集部

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