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「ルネ・ラリック展 -ガレ、ドームから続く華麗なるフランスの装飾美術-」(国立工芸館)開幕レポート。華やかなフランス装飾美術の世界に浸る

石川県金沢市の国立工芸館で「ルネ・ラリック展 -ガレ、ドームから続く華麗なるフランスの装飾美術-」が開幕した。会期は6月14日まで。会場の様子をレポートする。

文・撮影=大橋ひな子(編集部)

展示風景より、ルネ・ラリック《花瓶 オラン》(1927) 26.6×27.5cm 井内コレクション(国立工芸館寄託)

 石川県金沢市の国立工芸館で「ルネ・ラリック展 -ガレ、ドームから続く華麗なるフランスの装飾美術-」が開幕した。会期は6月14日まで。担当は同館工芸課長の岩井美恵子。

 ルネ・ラリック(1860〜1945)は、ジュエリーとガラスの2つの分野で活躍したフランスの工芸作家。19世紀末から20世紀前半に、アール・ヌーヴォーやアール・デコと呼ばれた美術様式が流行したヨーロッパで、優美な曲線に彩られたジュエリーから、ガラスの透明感や色彩を生かした花瓶や香水瓶、カーマスコットなど、時代を反映した数多くの作品を発表したことで知られている。

 本展では、2023年に同館へ寄託された井内コレクションのラリック作品を中心に、ラリックに先駆けて活躍したエミール・ガレ(1846〜1904)やドーム兄弟(オーギュスト:1853〜1909、アントナン:1864〜1930)による、同時代の工芸・デザイン作品が、全120点紹介されている。また同館が所蔵する当時の陶磁器や食器、家具、ポスターなど、その時代を彩った作品が一堂に会し、フランスの装飾美術の世界を堪能できる機会となっている。

編集部