01. オリジナルデザインボトル ミネラルウォーター(箱根ラリック美術館)

まずは、夏のミュージアムグッズ特集にふさわしい、涼やかでエレガントな一品を紹介する。箱根ラリック美術館の「オリジナルデザインボトル ミネラルウォーター」は、夏に欠かせない水分補給を優雅なひとときに変えてくれるアイテムだ。ボトルには、ルネ・ラリックが手がけた繊細なガラス工芸のモチーフがあしらわれ、涼しげな美しさを放つ。
中身は箱根の大自然が育んだ清らかな天然水で、すっきりとまろやかな喉越しが暑い季節に心地よい。アートを携帯するような特別感があり、バッグから取り出すたびに気分が華やぐ。飲み終わったボトルは一輪挿しなどのインテリアにも活用可能だ。自分へのご褒美や夏のお土産に、涼を呼ぶアートを持ち帰ってみてはいかがだろうか。
なお、同館ではラリックのジュエリーやガラス作品のコレクションおよそ1500点を有しており、そこから選び抜かれた230点を展示。現在は「ルネ・ラリックにみる日本とフランスの“かわいい”文化交流」展も12月6日まで開催されている。
箱根ラリック美術館
住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原186-1
02. 雪男の保冷剤「Ice Pack」(越後妻有里山現代美術館 MonET)

夏の厳しい暑さをユニークに乗り切るなら、「越後妻有 大地の芸術祭」の関連グッズ、雪男の保冷剤「Ice Pack」がうってつけだ。雪国・十日町市など魚沼周辺に伝わる毛むくじゃらの異獣「雪男」を思わせる、愛らしくもどこかユーモラスな佇まいが心憎い。凍らせることで、まるで雪国のひんやりとした涼しさをそのまま届けてくれるかのような頼もしさがある。
ほてった身体を外からクールダウンさせるのはもちろん、夏の行楽や日常のお弁当に添えるのにも最適。実用的ながらクスッと笑えるアートなデザインは、ランチタイムを楽しく演出してくれる。夏のアウトドアや熱中症対策に、お土産としても喜ばれる小粋な一品だ。
大地の芸術祭に関するグッズを取り扱う越後妻有里山現代美術館 MonETでは、連続企画展Vol.11「肥後亮祐 カンサークイーン」が8月31日まで、夏・秋の企画展示「MonETの水辺縁日―おむすびから巨大迷路まで」は11月8日まで開催されている。2026年の「大地の芸術祭」通年プログラムも越後妻有地域(新潟県十日町市、津南町)各所で実施中のため、夏休みを利用して訪れるのもよいだろう。
越後妻有里山現代美術館 MonET
住所:新潟県十日町市本町6-1-71-2
03. ガラス藤 ぐい呑み(東京国立博物館)

夏の宵に、涼やかな江戸の美意識を傾ける贅沢を味わえるのが、東京国立博物館の「ガラス藤 ぐい呑み」。琳派の絵師・酒井抱一による傑作《四季花鳥図巻》に描かれた優美な藤の花をモチーフにした一品だ。職人が手吹きで仕上げた2層の色被せ硝子(いろきせがらす)に、一つひとつ手作業で彫刻を施すことで、洗練された2色のコントラストとともに立体的な図柄を浮かび上がらせている。
ガラスのひんやりとした透明感と、手仕事ならではの温かみが同居しており、冷酒を注げば藤の花がよりいっそう艶やかにきらめく。名画をただ写すのではなく、伝統の硝子工芸の技術によって新たな機能美へと昇華させた、夏の晩酌を特別に彩るミュージアムグッズといえるだろう。
また、同館ではこの夏、弘法大師の生誕1250年を記念した特別展「空海と真言の名宝」をメインに据え、複数の展示を実施している。鑑賞の息抜きにミュージアムショップに立ち寄るのもおすすめしたい。
東京国立博物館
住所:東京都台東区上野公園13-9































