
アラビアの歴史と文化が目の前に。 東博で日本初公開の文化財400件 以上が集まる展覧会が開催
世界最大の半島であり、古代より様々な文明と人々が行き交ったアラビア半島。その歴史と文化を、サウジアラビア王国の至宝を通して知ることのできる「アラビアの道-サウジアラビア王国の至宝」が東京国立博物館 表慶館で開催中だ。400件を超える貴重な文化財が集まるこの展覧会の様子を、レポートでお届けする。

世界最大の半島であり、古代より様々な文明と人々が行き交ったアラビア半島。その歴史と文化を、サウジアラビア王国の至宝を通して知ることのできる「アラビアの道-サウジアラビア王国の至宝」が東京国立博物館 表慶館で開催中だ。400件を超える貴重な文化財が集まるこの展覧会の様子を、レポートでお届けする。

江戸の風景をみずみずしく描写し、晩年まで創作意欲の衰えることのなかった歌川広重。そんな広重の名作シリーズ「名所江戸百景」全点が、没後160年を記念し一挙に公開される。会期は2018年4月1日~5月27日。

時間や経験は「同じもの」を「別のもの」へ変化させるか。オリジナルと複製が持つ価値を問い直す山本隆博の個展「-Aging painting-」が開催される。会期は2018年2月13日~2月21日。

上村松園が1936年に制作した《序の舞》(重要文化財)の修理が完了したことを受けて、江戸時代から昭和戦前期までの美人画の歴史をたどる展覧会「東西美人画の名作 《序の舞》への系譜」が開催される。会場は東京藝術大学大学美術館、会期は3月31日〜5月6日(展示替えあり)。

19世紀末〜20世紀前半のフランスで活躍し、「日本かぶれのナビ」「色彩の魔術師」の異名でも知られる画家、ピエール・ボナール。日本で14年ぶりとなる大回顧展が、今年9月から東京・六本木の国立新美術館で開催される。

近年、所蔵作品のデジタルアーカイブ化を進めているみずのき美術館で、2月3日より「アーカイブ」に光を当てた展覧会「アーカイブをアーカイブする」が開催される。本展は3月25日まで。

沖縄に寄り添い、偽ることなく沖縄を撮影してきた石川真生。本展では、沖縄の400年の歴史を石川が怒りとユーモアを込めて撮影した写真を全四巻、120メートルの写真絵巻にまとめて紹介する。会期は2018年2月10日〜3月4日。

東京富士美術館で東山魁夷生誕110周年と同館開館35周年を記念し、「東山魁夷展 ー長野県信濃美術館東山魁夷館所蔵品による」が開催されている。代表作から習作まで約80点を紹介する。会期は2018年1月2日〜3月4日。

森ビルとチームラボが共同で、東京初の常設展示施設となる「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: teamLab Borderless」を東京・お台場に開業する。オープンは2018年夏の予定。

大阪港湾地域を舞台に、歴史と記憶をめぐる芸術創造の可能性について再考するワークショップ「Intersection I:地域・歴史・アートの狭間で」が開催。パネリストとして、藤井光、原田裕規、飯山由貴、上崎千が参加する。

これまで潜水艦、公園、犬、日用品などをモチーフに自身の内面を探りながら作品を手がけてきた作家・小林孝亘の個展が開催される。会期は2018年3月10日~4月21日。

横浜美術館内のアートギャラリー1とCafé小倉山で、日本画家・谷保玲奈の個展「谷保玲奈展ー共鳴」が開催される。会期は3月17日〜4月22日。

日本を代表する個人アニメーション作家・相原信洋の個人作品全70本が東京・渋谷のUPLINKで一挙上映される。期間は2月10日〜16日。

仏教絵画の「曼荼羅」のような構図で人物の世界観を表現する「Manda-la」シリーズの制作を行っている写真家・宇佐美雅浩が、ミヅマアートギャラリーで個展を開催。キプロスで1年間にわたって制作した新作を発表する。会期は2月21日〜3月24日。

江戸中期京都画壇で活躍し、与謝蕪村とともに南画を大成した画家・池大雅(いけの・たいが)の回顧展が京都国立博物館で開催される。約150件の作品、資料が並び、過去最大規模の大回顧展となっている。会期は2018年4月7日〜5月20日。

NPO法人黄金町エリアマネジメントセンターが、2018年度のアーティスト・イン・レジデンスプログラムの参加者を募集中。参加者はレジデンス期間中、制作や作品発表の場の提供など、様々なサポートを受けることができる。応募締め切りは2月17日。

今年1月に十代目松本幸四郎を襲名した七代目市川染五郎。その姿を約17年にわたって撮影してきた写真家・野村佐紀子による、襲名記念写真展「残夢」が銀座のAKIO NAGASAWA Galleryで開催される。会期は2月1日〜25日。

神宮前に新たに開廊するギャラリー・EUKARYOTEで秋山佑太、カタルシスの岸辺を招いた企画展が開催される。本展はギャラリーの内装工事と並行して開催し、1階から3階、さらに屋上を含んだ空間でインスタレーションを発表する。会期は2018年1月27日〜2月4日。

シベリア抑留での体験をもとにした「シベリア・シリーズ」で知られる、1911年生まれの洋画家・香月泰男の個展が、東京画廊+BTAPで開催されている。会期は1月20日〜2月24日。

愛知県名古屋市生まれのアーティスト・真島直子の個展が、名古屋市美術館で開催される。「地ごく楽」シリーズなど代表作に加え、新作を展示し、その創作の歩みを紹介する。会期は2018年3月3日〜4月15日。