白黒と極彩色の対比が織りなす「地ごく楽」。真島直子の個展が、地元・名古屋で開催

愛知県名古屋市生まれのアーティスト・真島直子の個展が、名古屋市美術館で開催される。「地ごく楽」シリーズなど代表作に加え、新作を展示し、その創作の歩みを紹介する。会期は2018年3月3日〜4月15日。

真島直子 地ごく楽 1999 個人蔵

 真島直子は愛知県名古屋市生まれ。人間の生成や死滅を、存在の根源的な様態からとらえ、絵画作品やオブジェ、インスタレーションなどの立体作品を制作、発表している。近年は「地ごく楽」のシリーズで評価されている。

真島直子 妖精 2012 宮島径撮影  ミヅマアートギャラリー提供 個人蔵

 本展では、真島の創作の歩みを、「地ごく楽」シリーズなどの代表作品に、新作を加えた展示を通して紹介。鉛筆のみで描かれるモノトーンの「鉛筆画」と、鮮やかな色彩で構成されるオブジェ作品とが、呼応しながらひとつの世界を形成し、鑑賞者に自らの本性と向き合うことを促すものとなっている。

真島直子 妖精 2012 宮島径撮影 ミヅマアートギャラリー提供 個人蔵

編集部

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