NEW AUCTIONが公開型オークション「NEW 007」を開催

東京・原宿を拠点とするオークションハウス「NEW AUCTION」が、9月28日に第7回目となる公開型オークション「NEW 007」を開催する。

左から、浜名一憲《Untitled》(2019)、金山明《Mozart 'Requiem' K.626》(1992)

 2021年よりスタートした原宿を拠点とするオークションハウス「NEW AUCTION」が、今年7回目の公開型オークションとして「NEW 007」を開催する。

 今回のロット数は228。大阪中之島美術館で回顧展が開催され大きな話題を集めた木下佳通代の作品から始まり、1967年の田中敦子のペインティングや、69年頃に制作された荒木高子の黒陶、93年に発表された三上晴子のスーツケースなど、時代や表現方法を超えた様々な作品が揃う。

 予想落札価格でもっとも高額なものは、Mr.による立体作品《杏子》の3000万円〜5000万円。次いで奈良美智の写真作品「days 2003–2012」(シリーズのうち13点)の1200万円〜2000万円、アンディ・ウォーホルの平面《Camouflage》の700万円〜1200万円となっている。 

 このほか、主な出品作家はゲルハルト・リヒター、ケリス・ウィン・エヴァンス、イヴァン・ナヴァロ、エルズワース・ケリー、ステファン・ブルッゲマン、ヘルムート・ニュートン、KAWS、荒木高子、榎倉康二、金山明、宮島達男塩田千春毛利悠子、ハロシ、中園孔二など。

 なお渋谷MIYASHITA PARKにある「SAI」にて開催されるオークションプレビュー(9月21日〜27日)では、全出品作品が実際に鑑賞できる。

ゲルハルト・リヒター Kerze I (Candle I) (Butin 64) 1988

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