
ポーラ美術館がメアリー・カサットの作品を約11億円で落札。過去最高額を記録
クリスティーズで競売にかけられているアメリカのコレクター、アン&ゴードン・ゲティ夫妻のコレクション。10月20日に行われたイブニングセールで、ポーラ美術館が印象派画家メアリー・カサットの作品を約750万ドル(約11億円)で落札した。

クリスティーズで競売にかけられているアメリカのコレクター、アン&ゴードン・ゲティ夫妻のコレクション。10月20日に行われたイブニングセールで、ポーラ美術館が印象派画家メアリー・カサットの作品を約750万ドル(約11億円)で落札した。

2025年の開催を計画している「大阪関西国際芸術祭」。同芸術祭の2025年に向けた展望と、今年に引き続き来年もその前段として開催される「Study:大阪関西国際芸術祭 2023」についての記者発表が行われた。

滋賀・近江八幡の旧市街を舞台に2001年から始まった「BIWAKOビエンナーレ」。10回目の開催を迎える今年は新たに琵琶湖の有人島・沖島や宿場町・鳥居本宿も加わり、国内外約70組のアーティストと市民により開催される。会期は10月8日〜11月27日。

東京・渋谷のPARCO MUSEUM TOKYOで、ジュリアン・オピーの個展「OP.VR@PARCO」が始まった。オピーにとって日本初のVR個展だ。

今週開幕/閉幕する展覧会から、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

アート出版に特化したブックフェア「TOKYO ART BOOK FAIR」が東京都現代美術館で開催される。今年は国内外から約200組のグループが集結し、アートブックの魅力を発信する。会期は10月27日〜30日。

20世紀にアメリカとパリで活躍した芸術家、マン・レイ。そのオブジェに注目し、作品を通じて芸術家人生を振り返る展覧会「マン・レイのオブジェ 日々是好物|いとしきものたち」がDIC川村記念美術館で開催されている。その様子をレポートする。

東京都・銀座の銀座 蔦屋書店FOAM CONTEMPORARYで、森洋史による個展「森洋史はモシャスをとなえた!」が開催される。「原点回帰」とも呼べるシルクスクリーン技術を応用したペインティング作品に加え、新作NFTアート作品の展示・販売が行われる。会期は10月28日~11月6日。

東京・南青山の岡本太郎記念館にて、弓指寛治初の企画展「弓指寛治 “饗宴”」が開催される。岡本太郎の芸術を次世代に残すために奔走した岡本敏子の視点に立つものになる。会期は2022年11月23日〜2023年3月21日。

京都市とアンスティチュ・フランセ関西が毎秋開催する「ニュイ・ブランシュ KYOTO」。10月1日、今年で12年目を迎える現代アートの祭典が京都の夜を明るく彩った。このなかから、いまも見ることができる作品を中心に紹介する。

昭和から平成にかけて活躍した日本画家・片岡球子。その歴史上の人物を独自の解釈で表現した「面構」シリーズを展示する「面構(つらがまえ) 片岡球子展 たちむかう絵画」がそごう美術館で開催される。会期は2023年1月1日〜1月29日。

現代美術への新たな入口や関係性を築くことを目指し、2013年にスタートしたオルタナティブなアートフェア「3331 ART FAIR」。その11回目となる今年のフェアは、10月29日と30日(プレビューは28日)の会期で開催される。

岡本太郎の回顧展としては史上最大規模となる「展覧会 岡本太郎」が、大阪展(大阪中之島美術館)を経て東京会場(東京都美術館)へと巡回、開幕を迎えた。大阪展とは大きく異なる構成に注目だ(図版はすべて(c)岡本太郎記念現代芸術振興財団)。

自身の家族と恩師の家族を撮影した映像作品《繋》で第24回写真「1_WALL」グランプリを受賞した白井茜。その個展「とどまって、聞いている」が銀座のガーディアン・ガーデンで開催される。会期は10月25日〜11月26日。

アートオークションでは日本初となるダッチオークション「Artfield Artists」が、10月21日に東京・青山グランドホテル グランドホールで開催される。

東京・上野の東京国立博物館で、開館150年を記念して同館所蔵の国宝をすべて公開する特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」が開幕した。会期は12月18日まで(会期延長)。

ともにシュルレアリスムから影響を受けた画家・藤野一友と美術家・岡上淑子。ふたりの活動をふたつの個展形式で紹介する特別展「藤野一友と岡上淑子」が福岡市美術館で開催する。会期は11月1日〜2023年1月9日。

人間社会が大きく変化する現代において、「人間こそがなしうるもの」を問い直す特別展「跳躍するつくり手たち:人と自然の未来を見つめるアート、デザイン、テクノロジー」が京都市京セラ美術館で開催される。会期は2023年3月9日〜6月4日。

「ゲルハルト・リヒター展」が豊田市美術館に巡回。巨大抽象画《ビルケナウ》(2014)、「フォトペインティング」「アブストラクト・ペインティング」「カラーチャート」といった代表的なシリーズから近年のドローイング、そして同会場のみで展示される2022年の最新作まで、あわせて約140点が展示されている。

11月18日より第2回目の開催が予定されるアートフェア「Art Collaboration Kyoto(ACK)」。その新企画として、サテライトプログラム「Flowers of Time」が京都・本願寺伝道院で開催。出展アーティストも発表された。会期は11月10日〜20日。