鴻池朋子から超写実絵画まで。今週末に見たい展覧会ベスト3
今週スタートした展覧会から6月29日に終了する展覧会まで、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。予約方法や注意事項については、各館の公式ウェブサイトを参照してほしい。
今週スタートした展覧会から6月29日に終了する展覧会まで、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。予約方法や注意事項については、各館の公式ウェブサイトを参照してほしい。
水害の影響で2019年10月26日から休館していたホキ美術館が8月1日に再オープン。同館コレクションの原点となった写実画家・森本草介の回顧展「森本草介展」を開催する。会期は11月16日まで。
東京・天王洲のANOMALYで、Chim↑Pomの個展「May, 2020, Tokyo / A Drunk Pandemic」が開催される。本展では緊急事態宣言下の東京を舞台としたプロジェクトや、昨年イギリスで展開されたプロジェクトを発表。会期は6月27日〜7月22日。
日本現代美術商協会(CADAN)と、伊勢丹新宿店メンズ館の1年間にわたるコラボレーションプロジェクト「Takeover」。その第2弾「CADAN × ISETAN MEN’S :Summer Takeover」が6月24日より始まる。
他者の制作した記録物や話された言葉を起点に制作を行なってきた飯山由貴。その個展「生きている百の物語」が、東京・江戸川橋のWAITINGROOMで開催される。会期は7月11日~8月16日。
6月27日に再開する金沢21世紀美術館で、東京2020オリンピック・パラリンピックを翌年に控えたいま、芸術の視点からスポーツの意味を問い直す「de-sport:芸術によるスポーツの解体と再構築」展が開催される。会期は9月27日まで。
京都を拠点に活動を続けるアーティスト、アンジュ・ミケーレがシュウゴアーツで個展「イマジナリウム」を開催中。会期は6⽉20⽇〜7⽉18⽇。
今年3月、東京・荏原にオープンした「same gallery」。ここで、ギャラリーを24時間無人営業し、作品を「盗める」展覧会「盗めるアート展」が開催される。会期は7月10日〜19日。
1960年代から半世紀以上にわたって、アートシーンを牽引し続ける田名網敬一。その新作個展「記憶の修築」が、東京・渋谷のNANZUKAとNANZUKA 2Gの2会場で開催される。会期は7月11日~8月8日(NANZUKA)、7月4日~26日(NANZUKA 2G)。
東京都現代美術館が夏休みの時期にあわせて、子供のための現代美術展「おさなごころを、きみに」を開催。触覚、身体、音と言葉、忘却、宇宙などをテーマに、メディアテクノロジーによる作品を取り上げる。会期は7月18日〜9月27日。
美少女をモチーフに、作品展示のほか、ライブ・ペインティング、アイドルグループの衣装やアートワーク、ヴィレッジヴァンガードとのコラボグッズまで、多彩な活動を行っている加藤愛(愛☆まどんな)。その個展「ひあたりのわるいへや」が、東京・市ヶ谷のミヅマアートギャラリーで開催される。会期は6月24日~7月18日。
新型コロナウイルスの影響で需要が減り売れ残った花を作品として展示する。そんな試みを、GINZA SIXで見ることができる。
今週スタートした展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。予約方法や注意事項については、各館の公式ウェブサイトを参照してほしい。
詩人・作家の最果タヒによる展覧会「われわれはこの距離を守るべく生まれた、夜のために在る6等星なのです。」が、福岡の三菱地所アルティアムで開催される。会期は8月8日~9月27日。
アートプロジェクト「TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH」の展覧会が、6月16日〜7月26日に六本木 蔦屋書店のギャラリースペース「BOOK GALLERY」で開催される。2020年代を迎えた「東京」を舞台に、写真家の小山泰介など6組のアーティストによる写真や映像作品が展示される。
世界各地の職人技術を融合させた豪華絢爛な建築で知られる和歌山県の「ホテル川久」。今回、創立より30年の時を経て、7月1日より私設美術館「川久ミュージアム」として本格始動することが決定。同館が保管している数百点ものオーナーコレクションが一挙公開される。
SPACが、生電話で俳優の朗読を楽しむことができる「でんわde名作劇場」を実施中(〜8月31日)。6月は、夏目漱石の『吾輩は猫である』 、与謝野晶子の訳による紫式部の『源氏物語』、宮沢賢治の『セロ弾きのゴーシュ』 を聞くことができる。
2019年、「写真界のノーベル賞」とも言われるハッセルブラッド国際写真賞を受賞した写真家・森山大道。その新刊『沖縄 s49』は、森山が46年前の沖縄をモノクロームで写したものだ。
東京・銀座の中央通りに面する「SHISEIDO THE STORE」。アーティストの作品を展示する1階ウィンドウギャラリーで、崔在銀による土のインスタレーションが展示されている(〜7月14日)。
6月も中盤となり、新型コロナウイルスの影響による臨時休館から再開する館も増えてきた。今週開幕、または再開した展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。予約方法や注意事項については、各館の公式ウェブサイトを参照してほしい。