古着を「移民」と見立てたコレクションピース。PUGMENTの個展がタカ・イシイギャラリーで開催中
ファッションレーベルPUGMENTの2020年秋冬コレクション「Never Lonely」が、東京・六本木complex665内のタカ・イシイギャラリーで展示されている(〜6月20日)。出身地を遠く離れて日本へやってきた古着を「移民」に見立てて制作されたコレクションピースに注目だ。
ファッションレーベルPUGMENTの2020年秋冬コレクション「Never Lonely」が、東京・六本木complex665内のタカ・イシイギャラリーで展示されている(〜6月20日)。出身地を遠く離れて日本へやってきた古着を「移民」に見立てて制作されたコレクションピースに注目だ。
画家・鈴木星亜の個展「Surface 2014 - 2020」が、東京・神楽坂のMaki Fine Artsで開催されている。キャンバスの皺を利用しながら波紋を描いた絵画作品などに注目だ。会期は6月28日まで。
新型コロナウイルスの影響で開幕が延期となり、6月18日より開催となる国立西洋美術館の「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」。同展開催を前に、展示のハイライトを紹介するオンライン・ガイドツアーがYouTubeに公開された。
2020年は、箱根ラリック美術館の開館15周年であり、ガラス工芸家ルネ・ラリックの生誕160年。これを記念して、ラリックが手がけた香水瓶の数々を、香水の広告とともに展示する企画展「ドラマチック・ラリック」が、同館で開催される。会期は9月12日~2021年3月21日。
ニューヨークを拠点とするアーティスト、ダニエル・アーシャムの新作個展「Relics of Kanto Through Time」が、東京・渋谷のNANZUKAで開催。本展は、西暦3020年に発掘された『ポケットモンスター 赤・緑』の世界をイメージして展開される。会期は6月9日~7月4日。
蜷川実花は6月8日に最新写真集『東京 TOKYO』を刊行。これを記念し、渋谷のPARCO MUSEUMで個展を開催する。
熊本市現代美術館で「谷川俊太郎展」が開催される。本展は2018年に東京オペラシティアートギャラリーで開催された展覧会をベースに、新たな展示内容を加えて再構成するもの。会期は6月27日〜9月6日。
兵庫の伊丹市立美術館は、開幕を見合わせていた「生誕140周年 熊谷守一展 わたしはわたし」を開催する。会期は6月23日から7月31日まで。
新型コロナウイルスの影響で各地の展覧会の延期・中止が相次いだ事態を受け、「DOMANI・明日展」がオンライン企画展「DOMANI・明日展plus online 2020」を開催。文化庁主催による初のオンライン展覧会となる。会期は7月3日~10月11日。
6月2日に再開となった埼玉県立近代美術館では、迫鉄平、滝沢広、Nerhol、牧野貴、横田大輔による展覧会「New Photographic Objects 写真と映像の物質性」が開催中。本展では、メディアの物質性を重視したアプローチによって写真・映像作品を手がけてきた5組の実践を展観する。会期は9月6日まで。
新型コロナウイルスの影響による臨時休館を経て、全国の美術館・博物館が再開を発表。そのなかから、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。予約方法や注意事項については、各館の公式ウェブサイトを参照してほしい。
自身が採集した虫をモチーフに、ロウで表現することを貫いたアーティストの筒井伸輔。現在その個展が、東京・市ヶ谷のミヅマアートギャラリーで開催されている(〜6月20日)。本展では、2020年2月24日に、本展の開催を目前にこの世を去った筒井の新作であり遺作を見ることができる。
ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー所蔵「ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー所蔵 KING & QUEEN展ー名画で読み解く 英国王室物語-」の開催が10月10日~2021年1月11日に決定した。
6月2日に仏像館・ 青銅器館・地下回廊を再開した奈良国立博物館。4月18日の開幕が延期となっていた同館の特別展「よみがえる正倉院宝物─再現模造にみる天平の技─」が、会期を7月4日〜9月6日に変更し開幕する。
6月2日に再開した国立国際美術館で、ベトナム出身のアーティスト、ヤン・ヴォーの日本の美術館では初となる個展「ヤン・ヴォー ーォヴ・ンヤ」が開催。同時開催のコレクションとともに会期を延長し、10月11日まで行われる。
千葉の市原湖畔美術館は5月28日から再開。それに伴い、「雲巻雲舒―現代中国美術展・紙」展が7月26日まで会期を延長して開催されている。
いま一度絵画の魅力について考える展覧会「絵の旅 vol.5:深く沈み、軽やかに浮かぶ - The Silence Activity」が、東京・恵比寿のMA2 Galleryで開催される。参加作家は、伊庭靖子、岡﨑乾二郎、関根直子、東城信之介。会期は6月6日~27日。
過剰ともいえる緻密な鉛筆の線描写や独特の筆致によって、オブセッションや恐怖、恋愛などを描く佐藤允。その個展「Øth(zeroth)」が、東京・天王洲のKOSAKU KANECHIKAで開催される。会期は6月6日〜7月11日。
美術家の青柳龍太が東京・池尻のCAPSULEで骨董市を開催する。かつて開催されていた東京・原宿の東郷神社の骨董市を振り返り、そこにあった高揚やカオスを偲びながら品々をセレクトする。
香港のアートセンター・「大館(タイクン)」が企画・運営し、大阪の国立国際美術館とシンガポール美術館のコレクションを中心に構成する展覧会「言葉が通じない」が、5月25日に大館で開幕した。加藤翼や白髪一雄などによる23点の作品や、関川航平、高山明によるふたつの新たなコミッション作品が展示されている。