2020.6.15

俳優が生電話で名作を朗読。SPACによる「でんわde名作劇場」は8月31日まで

SPACが、生電話で俳優の朗読を楽しむことができる「でんわde名作劇場」を実施中(〜8月31日)。6月は、夏目漱石の『吾輩は猫である』 、与謝野晶子の訳による紫式部の『源氏物語』、宮沢賢治の『セロ弾きのゴーシュ』 を聞くことができる。

「でんわde名作劇場」対応中の俳優の様子

 SPAC(Shizuoka Performing Arts Center)は、緊急事態宣言下にあった4月末から5月上旬にかけて、自宅でも舞台芸術や演劇作品に楽しむことのできるオンライン国際フェスティバル「くものうえ⇅せかい演劇祭」を開催。そのうちの「でんわde名作劇場」は、SPAC所属の俳優やスタッフが自ら考案・製作するブロッサム企画のひとつとして始まった。

 本企画は、生電話でSPAC俳優のライブ朗読を楽しむことができるというもの。参加方法は、日時・演目を選び、実施日の2日前までに申し込むだけだ。

 電話を通じて、俳優による10~30分の朗読を聞くことができ、また朗読とあわせて30分以内であれば他愛もない雑談も可能。6月の作品は、夏目漱石の『吾輩は猫である』 、与謝野晶子の訳による紫式部の『源氏物語』、宮沢賢治の『セロ弾きのゴーシュ』 となっている。8月31日までの期間限定企画のため、逃さずチェックしたい。