写真家・小山泰介とキュレーター・山峰潤也が立ち上げたアートプロジェクト「TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH」の展覧会が、6月16日〜7月26日に六本木 蔦屋書店のギャラリースペース「BOOK GALLERY」で開催される。
本プロジェクトは、2020年代を迎えた「東京」を舞台に、写真や映像表現を通じてまだ見ぬ都市と社会と人々の姿を探求し、ここから見いだされたヴィジョンを未来へ受け継ぐことを目的としたもの。20人以上のアーティストによる有機的なアート・コレクティブが、ウェブプロジェクトや展覧会、トークイベント、リサーチプロジェクトなど多様な活動を行っている。
本展では、TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCHのメインプロジェクトより、小山泰介(写真家)、顧剣亨(コ・ケンリョウ、写真家)、永田康祐(アーティスト)、細倉真弓(写真家)、三野新(写真家・舞台作家)+網守将平(音楽家)、渡邉庸平(アーティスト)の6組による写真や映像作品が、初めて実空間で展示される。
写真を切り口に変わりゆく2020年前後の東京を再考する、気鋭の6組の視点が映しだす「東京」の姿に注目したい。