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「塩田千春展:魂がふるえる」が森美術館で開催。「不在のなかの存在」を追求してきた20年の活動を振り返る

ベルリンを拠点に活動し、世界各地で精力的に作品を発表してきた塩田千春。その個展「塩田千春展:魂がふるえる」が、森美術館で開催される。本展では大規模なインスタレーション作品6点を中心に、立体作品やパフォーマンス映像、舞台美術の関連資料などを加え、20年にわたる塩田の活動を網羅的に振り返る。会期は6月20日〜10月27日。

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「闇に刻む光 アジアの木版画運動 1930s‐2010s 」がアーツ前橋に巡回。木版画から、アジアの近現代美術史をとらえ直す

福岡アジア美術館で開催された「闇に刻む光 アジアの木版画運動 1930s‐2010s 」が、群馬のアーツ前橋に巡回する。本展では、民衆主導の版画運動のネットワークに注目し、木版画作品と印刷物などの資料約400点を展示。また福岡アジア美術館の展示構成に加えて、新たに2組のアジアのアーティストを紹介する。会期は2月2日~3月24日。

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モネも愛した「水の画家」。シャルル=フランソワ・ドービニーを紹介する国内初の展覧会が開催

19世紀のフランスを代表する画家、シャルル=フランソワ・ドービニーを取り上げた国内初の展覧会「シャルル=フランソワ・ドービニー展 バルビゾン派から印象派への架け橋」が、東京・西新宿の東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館で開催される。本展は、ドービニーによる作品約60点のほか、その周辺の画家たちによる作品約20点で構成。会期は4月20日〜6月30日。

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原田裕規が問う、二次的な経験の「越えられない壁」とは? 個展「写真の壁:Photography Wall」で新作を発表

これまで写真を主なメディアとして使いながら、テキストの執筆なども手がけてきた原田裕規。その個展「写真の壁:Photography Wall」が、埼玉・東松山市の原爆の図 丸木美術館で開催される。同館は、原爆投下の数日後に広島へ足を踏み入れ、《原爆の図》を書き上げた丸木位里・俊によって設立された美術館。会期は2月2日〜3月24日。

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ソフィ・カルの個展がペロタン東京で初開催。渋谷スクランブル交差点での作品上映も

現在、東京・品川の原美術館で個展「限局性激痛」を開催しているフランスのアーティスト、ソフィ・カル。そのギャラリー個展「Ma mère, mon chat, mon père, dans cet ordre(私の母、私の猫、私の父、この順に)」が六本木のペロタン東京でスタートする。会期は2月2日〜3月10日。

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広島市現代美術館は今年で開館30周年。記念展「美術館の七燈」でこれまでの歩みを振り返る

広島市現代美術館が、同館の開館30周年を記念して特別展「美術館の七燈」を開催する。これまでに同館が収集してきたコレクション、活動の軌跡、その基盤となった美術館建築を通して、その歩みを振り返るとともに、美術館の果たすべき役割、そして活動を支える諸要素を再確認することを試みる。会期は3月9日〜5月26日。

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春画と写真の出会い。シャネル・ネクサス・ホールで「ピエール セルネ & 春画」が開催

フランス人パフォーマンスアーティストであり写真家のピエール・セルネの写真作品「Synonyms(類似表現)」シリーズと、世界的な注目が集まる春画を紹介する展覧会「ピエール セルネ & 春画」が東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホールで開催される。会期は前期が3月13日〜27日、後期が3月29日〜4月7日。

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「このどうしようもない世界を笑いとばせ」。謎めいたイメージに社会批評を込めた画家・福沢一郎の展覧会が東京国立近代美術館で開催

1930年代の日本にシュルレアリスムを紹介し、前衛美術運動のリーダーとして活躍した画家・福沢一郎。社会批評を表現し続け、ときにユーモアを交えながら社会の矛盾や人々の愚かさを諷刺した多彩なその画業を、約100点の作品で振り返る展覧会「福沢一郎展 このどうしようもない世界を笑いとばせ」が、東京国立近代美術館で開催される。会期は3月12日〜5月26日。

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「関係」と「想像としての批評」。河口龍夫が中原佑介の名を冠した個展をアートフロントギャラリーで開催

2011年に惜しまれつつこの世を去った美術評論家、中原佑介。その名を冠して、同時代に活動した作家・河口龍夫が個展「関係―中原佑介、あるいは創造としての批評」を東京・代官山のアートフロントギャラリーで開催する。会期は2月7日〜3月3日。

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《曜変天目茶碗》をはじめとする国宝9件が集結。奈良国立博物館で「国宝の殿堂 藤田美術館展-曜変天目茶碗と仏教美術のきらめき-」が開催中

2000件にのぼる世界屈指の日本・東洋美術コレクションを有する大阪の藤田美術館。同館所蔵の《曜変天目茶碗》をはじめとする国宝9件、重要文化財約50件を紹介する展覧会「国宝の殿堂 藤田美術館展-曜変天目茶碗と仏教美術のきらめき-」 が、奈良国立博物館にて開催されている。会期は4月13日〜6月9日。

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