
「オブジェを消せ」の前、松澤宥は何を描いたのか?パープルームが松澤宥の未公開ドローイングを展示へ
「日本概念派」の始祖・松澤宥による未公開のドローイング作品が、神奈川県相模原市のパープルームギャラリーで展示されている。最近発見されたという一連の作品群は、いずれも松澤が「オブジェを消せ」の啓示を受ける直前の50~60年代に描かれたものだ。会期は2月22日まで。

「日本概念派」の始祖・松澤宥による未公開のドローイング作品が、神奈川県相模原市のパープルームギャラリーで展示されている。最近発見されたという一連の作品群は、いずれも松澤が「オブジェを消せ」の啓示を受ける直前の50~60年代に描かれたものだ。会期は2月22日まで。

美術手帖とVOLVOのコラボ—レションプロジェクト「美術手帖 ✕ VOLVO ART PROJECT」。この第9弾では、美術作家・秋山さやかによる展覧会「つづれつづる」を開催する。秋山がボルボ発祥の国スウェーデンの首都ストックホルムを題材にした過去作品や、台湾と富山を題材にした新作などを展示する本展の会期は2019年2月19日〜27日。

植物や動物、少女、日常生活の断片など、様々な要素を静謐な画面に落とし込む福井篤。その個展「アルカディアン」が、東京・六本木の小山登美夫ギャラリーで開催される。会期は2月16日〜3月9日。

「江戸の園芸熱 -浮世絵に見る庶民の草花愛-」が、東京・墨田区のたばこと塩の博物館で開催されている。本展では、各地の花名所や植木鉢による園芸の流行を画題とした浮世絵約200点で、江戸の人々の草花への愛と「園芸熱」を紹介。会期は1月31日〜2月17日(前期)、2月19日〜3月10日(後期)。

幕末から明治にかけて活躍し、幅広い画業で知られる河鍋暁斎。その全貌を明らかにする展覧会「没後130年 河鍋暁斎」が、兵庫県立美術館で開催される。同展では掛け軸や絵巻だけでなく、暁斎が手がけた挿絵本や工芸品のほか、制作プロセスを示す下絵類も紹介。会期は4月6日〜29日(前期)、30日〜5月19日(後期)。

2020年に開館予定の美術館「M+(エムプラス)」が、1960〜70年代に活動したイギリスの前衛建築家集団・アーキグラムの全アーカイブを1.8万ポンド(約2億5000万円)で購入したことがわかった。

2018年8月、東京・銀座のソニービル跡地にオープンしたGinza Sony Park。その「公園」としての特性を活かし、写真の立体展示や大型展示を行うプログラム「『#005 PHOTO Playground』~写真と出会う、写真と遊ぶ~」が開催されている。会期は3月3日まで。

平面作品や映像を手がける佐藤雅晴の個展「死神先生」が、東京・新宿のKEN NAKAHASHIで開催される。会期は2019年2月15日〜3月16日。

今週始まった展覧会と2月3日までに終了する展覧会のなかから、とくに注目したい3つをピックアップして紹介。この機会をお見逃しなく。

横浜市民ギャラリーの昭和後期の作品を中心としたコレクションから、約50点あまりを紹介する展覧会「横浜市民ギャラリーコレクション展2019 昭和後期の現代美術―1964~1989―」が開催される。会期は3月1日〜17日。

世界的に知られるアーティスト・グループ「ダムタイプ」。その新作のワークインプログレスが、ロームシアター京都で一部公開される。2002年に発表された《Voyage》以来となる新作に注目が集まっている。

2018年に歌舞伎町で行われたChim↑Pom主催の「にんげんレストラン」。ここで発表された三野新の《「息」をし続けている》が、同じく歌舞伎町にある「人間レストラン」に常設展示されている。

日本絵画史が大きく変動した200年に注目した展覧会「江戸の奇跡・明治の輝き-日本絵画の200年」が、岡山県立美術館で開催される。会期は3月15日~4月21日。

東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)が、京都市から受託した「⽂化芸術による共⽣社会実現のための基盤づくり事業」の一環として行っている「ノガミッツ プロジェクト」。アーティストの山本麻紀子を中心とした同プロジェクトの成果として、展覧会「いつかの話 あの人の風」および関連イベントが、京都の元山王小学校ほか3ヶ所で行われる。会期は2月17日〜24日。

浅葉克己のインスピレーション源が集まる展覧会「ユーモアてん。/SENSE OF HUMOR」が、東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTで開催される。会期は3月15日~6月30日。

東京・初台の東京オペラシティ アートギャラリーが2019年度の展覧会ラインアップを公開している。19年度は「トム・サックス ティーセレモニー」に始まり、「白髪一雄(タイトル未定)」まで4つの展覧会が開催される。

写真家・石川竜一の個展が、大阪のThe Third Gallery Ayaで開催される。会期は2月2日〜23日。

東京・初台のNTTインターコミュニケーション・センター [ICC] で、シンポジウム「インターネット以降の文化形成―創作、発信、ネットワーク」が開催される。同シンポジウムでは、アーティストやキュレーター、編集者などが集まり、ネット時代における新たな文化形成プロセスを探る。日程は2月2日、3日。

フランスを代表する現代美術家、ソフィ・カル。2月2日からはその個展を東京都内3ヶ所で同時に見ることができる。原美術館、ペロタン東京、ギャラリー小柳の3会場の見どころとは?

アメリカ人アーティスト・ZESの個展「BENEATH THE SURFACE」が、現在、東京・麻布のカイカイキキギャラリーで開催中だ。本展は、赤と青という「色相」「シンボリズム」などの観点において真逆の関係にある2色で描かれた最新作を紹介するもの。会期は2月15日まで。