高松次郎、ソル・ルウィット、アグネス・マーティンが追いかけた「線」の概念を見る。ユミコチバアソシエイツが「Between the Lines」を開催
東京・新宿のユミコチバアソシエイツで毎年開催されている高松次郎展。今年は展覧会タイトルを「Between the Lines」と題し、高松の「線」にまつわる作品シリーズを、ソル・ルウィット、アグネス・マーティンの作品とともに展示するという。会期は8月25日〜9月21日。
東京・新宿のユミコチバアソシエイツで毎年開催されている高松次郎展。今年は展覧会タイトルを「Between the Lines」と題し、高松の「線」にまつわる作品シリーズを、ソル・ルウィット、アグネス・マーティンの作品とともに展示するという。会期は8月25日〜9月21日。
鬱屈した青春を描いた寺山修司の問題作『書を捨てよ町へ出よう』が、ふたたび藤田貴大(マームとジプシー主宰)の演出によって上演される。本作が再演されるにあたって、主人公の「私」という難役に挑むのは、本作が初舞台となる注目の若手俳優・佐藤緋美。「私」と同じくして、現在18歳である佐藤がどのように「私」を演じるのか期待されている。上演期間は10月7日~21日。
KAAT 神奈川芸術劇場で毎年開催されているダンス・フェスティバル「KAAT DANCE SERIES」。数々のプログラムの中から、伊藤郁女と森山未來のクリエーション『Is it worth to save us?』の世界初演と、バレエ・ロレーヌによるトリプルビル(=3つの演目を一晩に上演する公演)をピックアップ。その見どころをお届けする。
新しい時代の中国美術を担う世代として、民主化が急速に進んだ中国においてシニカルでポリティカルな視点を持つアーティスト、チウ・ジージエの特別展が、「東アジア文化都市2018金沢」の一環として開催される。会期は9月8日~2019年3月3日。
迎賓館赤坂離宮が所蔵する藤田嗣治の天井画6点が、8月28日までの期間限定で一挙に公開されている。昨年同時期に行われた特別公開に続き2回目となる。
YeezyやOff-White 、Hu NMDといった高価なスニーカーをマスクへと転用するツィジュン・ウォン。作家にとって初の個展となる「MASKOLOGY」が東京・中野のHidari Zingaroにて開催される。会期は9月1日〜16日。
美術家・伊東宣明の個展「フィクション / 人生で一番美しい」が、東京都文京区のWAITINGROOMで開催される。会期は9月15日~10月14日。
美術家・松田修の個展「リビング・メッセージ」が、京都のARTZONEで開催される。本展は、これまで東京を中心に活動してきた松田にとって、京都では初めての個展開催となる。会期は9月1日〜9月16日。
COMME des GARÇONSやZUCCaなどとのコラボレーションワークなどで注目を集める美術家・安野谷昌穂が、個展「おしずかに、光有故 / Border of Wonder, Disorder You Shine」を開催する。会場は東京・天王洲のKOSAKU KANECHIKA。会期は8⽉25⽇〜10⽉6日。
2018年4月、パリ11区にオープンした、デジタル・アート・センター「アトリエ・デ・リュミエール」。現在は「グスタフ・クリムト」展が開催されており、世界中から注目を集めている。同展の会期は18年11月11日まで。
名古屋にいながらにして、アメリカ・ボストン美術館のコレクションを鑑賞できる唯一の姉妹館・名古屋ボストン美術館が2018年10月8日をもって閉館する。現在、最後の展覧会「ハピネス~明日の幸せを求めて」が開催中。
東京・六本木のWAKO WORKS OF ARTが、「Summer Show」と題し、アンドレアス・スロミンスキー、ヘンク・フィシュ、ミリアム・カーンの常設展示を行っている。会期は9⽉1⽇まで。
原爆による惨状を描いた連作絵画《原爆の図》で知られる丸木位里と俊の夫妻。その絵画的表現を読みとく展覧会「丸木位里・俊 ―《原爆の図》をよむ」が広島市現代美術館で開催される。会期は2018年9月8日~11月25日。
放送作家・倉本美津留プロデュースによる、「〜アー!!ット叫ぶアート〜大Ah!!rt展」が東京の西武渋谷店にて開催中だ。本展には、鑑賞中に思わず「アー!」と声が漏れてしまう、総勢18組の新鋭アーティストによる驚きの作品群が一堂に集結している。会期は8月1日〜19日。
美術家・奈良美智の個展「Sixteen springs and sixteen summers gone―Take your time, it won’t be long now」が、東京・六本木のタカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルムで開催されている。本展は、奈良が2014年から約5年間にわたって撮影した写真群より約200点を取り上げたもの。会期は8月10日まで。
彩の国さいたま芸術劇場を中心にさいたま市で開催される「世界ゴールド祭 2018」は、高齢者による舞台芸術の国際フェスティバル。第1回となる今回は、イギリス、オーストラリア、シンガポールからゴールド世代が集結し、演劇、ダンス、シンポジウム、ワークショップなどの多彩なプログラムを通じて、高齢社会におけるアートの可能性を探ることを試みる。会期は9月22日〜10月8日。
広島市現代美術館が多彩な表現活動について様々な方法による紹介を試み、美術館活動の可能性を探る新企画「夏のオープンラボ」。初回となる今年は、山下陽光、下道基行、影山裕樹によるグループ「新しい骨董」の個展として、「大人が本気で取り組んだ夏休みの自由研究」のような展覧会を開催している。会期は9月17日まで。
愛知県名古屋市のgallery Nが、美術家・小林椋の新作個展「プールの輪にワニ」を開催する。本展は、「科学という営みを起点に、その現実的な作用におけるフィクション性について考えるための装置」としてつくられた新作オブジェで構成される。会期は8月25日~9月9日。
映像を主軸として、場所・ものに宿った時間がテーマの作品を制作する平川祐樹。新作「Nitrate Dreams」シリーズ全3作品をポーラ美術館で日本初公開する。会期は2018年9月30日~12月2日。
ウィーン世紀末を代表する画家であるグスタフ・クリムトの展覧会「クリムト展 ウィーンと日本 1900」が2019年4月23日から7月10日まで上野・東京都美術館で、その後7月23日から10月14日の会期で豊田市美術館にて開催されることが発表された。展覧会には日本の展覧会としては過去最大級となる油彩画約20点などが集結するという。