藤田嗣治の天井画、今年も迎賓館赤坂離宮で一挙公開! 没後50年を記念

迎賓館赤坂離宮が所蔵する藤田嗣治の天井画6点が、8月28日までの期間限定で一挙に公開されている。昨年同時期に行われた特別公開に続き2回目となる。

迎賓館赤坂離宮

 没後50年にあたる今年、国内外で大規模展が行われている画家・藤田嗣治(1886〜1968)。その藤田が描いた天井画が、迎賓館赤坂離宮で特別展示されている。

迎賓館赤坂離宮

 この天井画は、6点1組としてフランスの各地方を描いたもの。もともとは銀座にあった洋菓子店「コロンバン」のために描かれた作品で、1974年に迎賓館へと寄贈された。

 昨年の8月に初めて一度に展示され、大きな話題となったこの展示。没後50年の節目に「没後50年 藤田嗣治展」(東京都美術館)とともにチェックしてほしい。

 なお、この特別展示にあわせ、普段は一般公開されていない西玄関も特別公開。さらに、8月25日と26日には公開時間を20時まで延長し、本館のライトアップも実施する。日本唯一のネオ・バロック様式による宮殿建築物である迎賓館。展示だけでなく建築そのものも楽しみたい。

編集部

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