
JRによるビッグプロジェクトも。東京オリンピック開催500日前を記念したイベント「文化でつながる。未来とつながる。」が開催
東京オリンピック開催500日前のタイミングをとらえたプロモーションイベント「文化でつながる。未来とつながる。」が、3月30日に丸の内のKITTEで開催される。当日は、ストリートアーティスト・JRによる大規模なプロジェクトなども披露される。

東京オリンピック開催500日前のタイミングをとらえたプロモーションイベント「文化でつながる。未来とつながる。」が、3月30日に丸の内のKITTEで開催される。当日は、ストリートアーティスト・JRによる大規模なプロジェクトなども披露される。

果実や寝具、器などをモチーフに自ら写真を撮影し、それをもとに写実的な絵画を描く伊庭靖子。その個展「伊庭靖子展 まなざしのあわい」が、上野の東京都美術館で開催される。伊庭は本展で新作の絵画、版画のほか、新たな試みとなる映像作品も発表。会期は7月20日〜10月9日。

イギリスの実業家であるサミュエル・コートールドのフランス絵画コレクションを紹介する展覧会「コートールド・ギャラリーコレクション 印象派への視点」(6月17日まで)と、フォンダシオン ルイ・ヴィトンが所蔵する60年代〜現代にかけての絵画を紹介する「フォンダシオン ルイ・ヴィトン / ザ・コレクション 絵画への視点 新たなセレクション」(8月26日まで)が、パリのフォンダシオン ルイ・ヴィトンで開催されている。

3月3日までに終了する展覧会と今週始まった展覧会のなかから、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。この機会をお見逃しなく。

パリを拠点に活動を行うアーティスト・湊茉莉の日本初個展「うつろひ、たゆたひといとなみ」が、東京・銀座のメゾンエルメス フォーラムで開催される。会期は3月28日〜6月23日。

キャサリン・バーンハートの個展「Big In Japan!」が、東京・渋谷のNANZUKAで開催される。本展は、大きなキャンバスに鮮やかな色彩を用いて、漫画のキャラクターやポップカルチャーのアイコン、 あるいはニューヨークのストリートカルチャーを描いた、新作8点を中心に構成。会期は3月16日〜4月13日。

東京などの経済文化中心地から離れ、日本の「荒野」で活動していた1960年代の日本人アーティスト。それらのアーティストによる急進的な表現活動に焦点を当てた展覧会「Radicalism in the Wilderness: Japanese Artists in the Global 1960s」が、ニューヨークのジャパン・ソサエティー・ギャラリーで開催される。会期は3月8日〜6月9日。

ucnv、小林椋、時里充、本山ゆかりによる展覧会「フィジーク トス」が、アキバタマビ21(アーツ千代田 3331内)で開催される。会期は3月6日〜31日。

ビビッドな色彩の日用品を用いて部屋のようなインスタレーションを展開してきた玉山拓郎と、日常で目にする物体にアプローチを加え、鑑賞者の認識を反転させる作品を制作してきた松延総司による展覧会「FLASH MATTER」が、京都・Gallery PARCで開催中。会期は3月17日まで。

「縮小/拡大する美術:センス・オブ・スケール展」が、横須賀美術館で開催される。本展では、スケールが変わることで馴染みの風景や事物が大きく印象を変えていく様子を、斬新な作品群を通じて体験することができる。会期は4月13日〜6月23日。

国際的に活躍する映像作家、荒木悠の新作個展「荒木悠展:LE SOUVENIRS DU JAPON ニッポンノミヤゲ」が、東京・銀座の資生堂ギャラリーで開催される。会期は4月3日~6月23日。

『サイボーグ009』や『仮面ライダー』などのヒット作で知られるマンガ家、石ノ森章太郎の展覧会「萬画家・石ノ森章太郎展 ボクは、ダ・ビンチになりたかった」が、東京・世田谷文学館で開催される。本展は、その多様な作品だけでなく、教育や社会に関わりながら「萬画」家として活動した石ノ森の仕事を振り返る内容。会期は4月20日〜6月30日。

稲川豊、小野環、三上清仁ら3名のアーティストと、エディターの兼元ひとみ(Studio Niji)が共同ディレクターを務めるアート・プロジェクトの第4弾「ONLY CONNECT OSAKA」が、CCO クリエイティブセンター大阪で開催されている。会期は3月17日まで。

『スイミー』や『フレデリック』などの絵本で知られるレオ・レオーニ。その絵本作家としての活動のほか、アート・ディレクターの仕事から絵画、彫刻作品までを幅広く紹介する展覧会「みんなのレオ・レオーニ」展が、ひろしま美術館に巡回する。会期は4月20日〜6月2日。

3月3日までに終了する展覧会と今週始まった展覧会のなかから、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。この機会をお見逃しなく。

ミケランジェロ、ラファエロ、レオナルド・ダ・ヴィンチなどのルネサンス期の巨匠によって描かれたヌード絵画やドローイングを特集する展覧会「The Renaissance Nude」が、3月3日にロンドンのロイヤル・アカデミー・オブ・アーツでスタートする。

韓国現代美術を代表する作家・河鍾賢(ハ・ジョンヒョン)の個展が、東京・原宿のBLUM & POEで開催される。河は、絵具の持つ物質性やキャンバスの可能性を追求し、「もの派」の影響を受けた韓国の「単色画」の旗手としても知られている。本展では、鮮やかな色彩を用いた新作・近作から構成されるシリーズを発表。会期は3月23日〜5月18日。

大竹伸朗の個展「大竹伸朗 ビル景 1978-2019」が熊本市現代美術館で開催される。本展は、大竹が約40年間にわたって制作し続けてきた「ビル景」シリーズに焦点を当てて展開される。会期は4月13日〜6月16日。

1978年にサックス奏者として登場し、俳優として様々な映画に出演。その後闘病を経て、現在は画家として制作を続けるジョン・ルーリーの個展「Walk this way」が、東京・外苑前のワタリウム美術館で開催される。会期は4月5日〜7月7日。

「ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校」第4期の選抜成果展「ホーム・ランド」が、五反田のゲンロン カオス*ラウンジ五反田アトリエとgallery 201の2会場で開催される。本展では6名が作品を展示し、ゲストを招いた講評会も行われる。会期は3月3日〜10日。