やんツー個展「浮遊する器官」(BUG)

東京駅八重洲口直結のアートセンターBUGで、やんツー(1984〜)の新作を発表する個展「浮遊する器官」が開催されている。会期は4月5日まで。レポートはこちら。
やんツーはこれまで、AIやセグウェイといったテクノロジーを用いた作品を発表し、進歩主義や資本主義に対して批判的なまなざしを向けてきた。また、テクノロジーに関わる人間の身体性や主体性をとらえ直す試みも行っている。
タイトルの「浮遊する器官」とは、外部化された「器官」としてのテクノロジーが、その基礎となる「有機的な身体」から切り離され、再配置され得る状態を指す。同時に、ドローンやAIをはじめとしたテクノロジーは、浮遊した位置から人間の目や手、脳といった器官を代行し、ときには戦争などの暴力へと利用されてきた現実も示している。会場では、BUGの7.2メートルにも及ぶ天井高を存分に活かし、AIを搭載したドローンとそれを撃墜しようとする装置たちが対話を重ねる新作を目の当たりにすることができる。
会期:2026年2月25日~4月5日
会場:BUG
住所:東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー1階
開館時間:11:00~19:00
休館日:火
料金:無料
「Dear Animals and Plants -親愛なる仲間たち-」(群馬県立館林美術館)

群馬県立館林美術館で「Dear Animals and Plants ー親愛なる仲間たちー」が開催されている。会期は4月5日まで。
本展では、未知の生命の姿やかたちを描写しようとした博物誌や植物図譜をはじめ、宗教や神話、伝説と結びついた表現、かたちや色に着想を得た造形など、動物と植物にまつわる美術の世界が、絵画、版画、彫刻、写真など約70点の作品によって紹介されている。
会期:2026年1月17日~4月5日
会場:群馬県立館林美術館
住所:群馬県館林市日向町2003
開館時間:9:30~17:00 ※入館は閉館の30分前まで
休館日:月
料金:一般 620円 / 大高生 310円 / 中学生以下無料
「ハッチポッチ 藤枝リュウジの世界」(富山県美術館)

富山県美術館で「ハッチポッチ 藤枝リュウジの世界」が開催されている。会期は4月5日まで。
藤枝リュウジ(1943〜)は、イラストレーター、アートディレクターとして半世紀以上にわたり活動を続けてきた作家。絵本、雑誌や書籍の装幀、広告、テレビ番組のアートディレクションなど、幅広い分野で仕事を手がけてきた。96年にアートディレクションを担当したパペット番組「ハッチポッチステーション」がNHK教育テレビ(現・Eテレ)で放送開始となり、その後も「クインテット」「フックブックロー」「コレナンデ商会」などの番組を手がけた。また、87年以降、東京・HB Galleryでの個展を継続的に開催し、新作イラストレーションを発表している。
本展は、絵本や装幀、個展作品などのイラストレーション作品と、CMやポスターなど広告、テレビのアートディレクション作品から、500点以上を紹介する初の大規模展となっている。
会期:2026年2月7日~4月5日
会場:富山県美術館
住所:富山県富山市木場町3-20
開館時間:9:30~18:00 ※入館は閉館の30分前まで
休館日:水
料金:一般 1100円 / 大学生 550円 / 高校生以下無料
「サラ・モリス 取引権限」(大阪中之島美術館)

大阪中之島美術館で「サラ・モリス 取引権限」が開催されている。レポートはこちら。
サラ・モリスは、ネットワーク、グローバリゼーション、建築、組織や制度、都市への関心を反映した作品を制作してきたアーティスト。現実と抽象を組み合わせた表現を用い、都市や権力構造を主題とした作品を多数発表している。
本展は、日本で初めて開催されるサラ・モリスの大規模個展であり、30年以上にわたる制作活動のなかで生み出された作品を紹介。絵画作品に加え、映像作品17点、ドローイング、本展のために制作される大型壁画を展示している。
映像作品『サクラ』は、2018年に桜の開花直前の時期に関西などで撮影されたもの。また、大阪中之島美術館が日本で初めてモリスの作品をコレクションに加えた美術館であることを踏まえ、同館所蔵の大型絵画や映像作品も合わせて紹介されている。
会期:2026年1月31日~4月5日
会場:大阪中之島美術館
住所:大阪府大阪市北区中之島4-3-1
開館時間:10:00~17:00 ※入館は閉館の30分前まで
休館日:月
料金:一般 1800円 / 高校・大学生 1200円 / 中学生以下無料



















