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草間彌生の大規模個展をバーチャルで鑑賞しよう。ドイツの美術館がウォークスルーを公開

ドイツ・ベルリンの美術工芸博物館「マルティン・グロピウス・バウ」が、現在開催中の草間彌生の大規模個展をデジタルコンテンツとして公開した。美術館の歴史的なアトリウムに出現した巨大な没入型のインスタレーション新作《A Bouquet of Love I Saw in the Universe》(2021)をはじめ、本展の全作品約300点を3Dバーチャル・ウォークスルーで体験できる。

NEWS / HEADLINE

パリの新現代美術館「ブルス・ドゥ・コメルス」がついにオープン。ピノー・コレクションが開放する自由とは?

パリの新しい現代美術館「ブルス・ドゥ・コメルス」が、今月22日にようやく開館した。安藤忠雄が手がけた文化遺産と現代美術が融合する空間で、現代アートコレクターのフランソワ・ピノーが世界から蒐集した1960年以降に制作された多様な作品に出会える。現在の所蔵約1万点からこけら落とし展のために厳選された作品をピックアップして現地からレポートする。

NEWS / REPORT

ジャック・ドーシーが支援。ドナルド・ジャッド設立の現代美術館が大規模修復プロジェクトを開始

ドナルド・ジャッドが1980年代に設立した現代美術館「チナティ・ファンデーション」が、いくつかの大規模な修復プロジェクトをスタートさせた。ジョン・チェンバレンの彫刻作品を常設展示する建物の修復のほか、アドベ壁の修復や草原の維持管理などでは、地域の若い女性たちを対象に職業訓練も行う。

NEWS / HEADLINE

ゴッホの顔を写真で“再現”。オランダの美術館が「Inventing Van Gogh」展を開催へ

19歳以降のポートレート写真が1枚も残されていないフィンセント・ファン・ゴッホ。その顔を“再現”したポートレート写真などを展示する展覧会「Inventing Van Gogh」が、オランダ・ズンデルトにある美術館「フィンセント・ファン・ゴッホ・ハウス・ズンデルト」で開催される。会期は8月14日〜12月5日。

NEWS / EXHIBITION

五木田智央の北米での初美術館個展。「Get Down」がダラス・コンテンポラリーで開催へ

近年、独自のカラーパレットを用いて多様な画題を描いている画家・五木田智央の北米での初美術館個展「Get Down」が、6月12日よりテキサスのダラス・コンテンポラリーで開催される。パステルカラーの作品に加え、コロナ禍によるロックダウン中に制作された未公開作品などが展示される。

NEWS / EXHIBITION

コロナ禍で中堅作家を持続的に支援。3年目のTokyo Contemporary Art Awardが示した可能性

今回で第3回となる現代美術賞「Tokyo Contemporary Art Award」の受賞者が、写真家の志賀理江子とアーティストの竹内公太に決まった。3月21日、東京都現代美術館で開かれた受賞記念シンポジウムには、受賞者や選考委員が登壇。同賞のこれまでとこれからを語るとともに、受賞者からは、「賞の枠組みを超えるような能動的なアクションについて考えていきたい」との発言も飛んだ。

NEWS / PROMOTION

松山智一が語るアーティストの社会的役割とは? 国内3年ぶりの個展がKOTARO NUKAGAの新スペースで開幕

天王洲に拠点を置くKOTARO NUKAGAが、新たなスペースを六本木のピラミデビルにオープン。そのこけら落としとなるのは松山智一にとって国内では3年ぶりとなる個展だ。本展開催に際し、アメリカから帰国した松山と、ギャラリーオーナーの額賀古太郎が記者会見を行った。

NEWS / REPORT

国際美術館会議(CIMAM)、コロナ禍における美術館の活動を顕彰へ

コロナ禍による美術館の休館が続くなか、国際美術館会議(CIMAM)は近代・現代美術の専門家のあいだで知識と交流を促進し、危機的な時期に世界中の美術館の活動に注目してもらうための「Outstanding Museum Practices Award(傑出した美術館の実践賞)」を設立した。同賞の内容と意義とは?

NEWS / HEADLINE

サザビーズのコンテンポラリーアート部門アジア地区統括・寺瀬由紀が7月に退任。独立へ

サザビーズのコンテンポラリーアート部門アジア地区統括を務めている寺瀬由紀が今年7月をもって退任。独立することが発表された。アレックス・ブランジックとマックス・ムーアが、それぞれ新たに設立されるモダン・コンテンポラリーアート部門アジア地区のチェアマンとコンテンポラリーアートセールス部長に就任する。

NEWS / MARKET