
ルーヴル美術館に泊まろう。 Airbnbで閉館後の美術館を独り占めできるチャンス
Airbnbとルーヴル美術館は、同美術館を「魅力あふれる家」に変身させ、一夜限りの宿泊と体験を特別限定企画で提供するプロジェクトを発表した。対象となるのは2名1組で、4月30日一夜限りの体験となる。

Airbnbとルーヴル美術館は、同美術館を「魅力あふれる家」に変身させ、一夜限りの宿泊と体験を特別限定企画で提供するプロジェクトを発表した。対象となるのは2名1組で、4月30日一夜限りの体験となる。

美術手帖は4月3日、アート作品やグッズに特化したECサイト「OIL by 美術手帖」をローンチした。小山登美夫ギャラリーなど16のギャラリー、アートストアが参加している。

4月1日にサザビーズ香港で開催されたNIGO®の個人コレクションオークション「NIGOLDENEYE® Vol. 1」が、総額約2800万ドル(約31億2000万円)の売上を達成。そのうち、KAWSの《THE KAWS ALBUM》は、予想価格の約15倍となる1478万4505ドル(約16億4700万円)で落札され、KAWSのオークション過去最高額を記録した。

3月31日に閉幕した7回目のアート・バーゼル香港では、8万8000人といった過去最高の来場者数を記録した。70以上の国と地域からのコレクターや、130以上の国際的な美術館や機関の代表が参加した今年のフェアは、アジアのアートマーケットの堅調さを示している。

イギリスのブリストルにあるブリストル市立博物館・美術館は、イギリスのEU離脱(Brexit)期限だった3月29日の前日に当たる28日、バンクシーが制作した最大のキャンバス作品《Devolved Parliament》を10年ぶりに展示した。英国議会を皮肉った作品の再展示にバンクシーも反応し、コメントを寄せている。

日本現代美術を代表するアーティスト・名和晃平が、韓国の「アラリオギャラリーソウル|RYSE HOTEL」で個展「Vessel」を開催中。韓国で7年ぶりの個展では、大規模な劇場の舞台に設置されたシリーズなどを発表。会期は7月21日まで。

2020年秋、広島県では初となる大規模な現代美術の国際展「ひろしまトリエンナーレ」が開催されることがわかった。会期は2020年9月12日〜11月15日。

2019年9月1日〜7日にかけ、日本で初めて開催される国際博物館会議(ICOM)の京都大会。この大会おいて、蔡國強の基調講演が行われることが明らかにされた。講演日程は9月4日。

アートコレクターとしても知られる、株式会社 ZOZO 代表取締役社長の前澤友作。その前澤が会長を務める公益財団法人現代芸術振興財団が、国内最大級の学生向けアートアワード「CAF 賞」の作品募集を本日スタートした。応募締め切りは2019年5月31日(金)。

劇団「状況劇場」「天井桟敷」の舞台・宣伝美術を手がけるほか、オブジェや油彩画、写真など多様な制作を行ってきた合田佐和子の個展が、東京・天王洲のANOMALYで開催される。本展では銀幕スターや人間の「眼」を描いた油彩画、ドローイングを紹介。会期は4月20日〜5月25日。

古今東西の文化を再構築し、絨毯模様のペインティングなどを展開するアーティスト、コア・ポアの日本初個展「Returnee」が、東京・銀座のTHE CLUBで開催される。会期は4月6日〜6月12日。

川内理香子や宮島達男、マルレーネ・デュマスら国内外の作家9名によるグループ展「drawings」が、東京・銀座のギャラリー小柳で開催されている。会期は4月27日まで。

両目が「×」になったキャラクターで広く知られているKAWS(カウズ)。その作品が香港で存分に楽しめる機会がやってきた。2つのイベントをチェックしてほしい。

チームラボによる個展「チームラボ 永遠の海に浮かぶ無常の花」が、金沢21世紀美術館で開催される。本展では、2018〜19年に制作された大型のインスタレーションを展示。会期は8月9日〜9月1日。

東京国立博物館と凸版印刷が、弘法大師空海の最高傑作といわれる立体曼荼羅をVR作品《空海 祈りの形》によって再現。東寺所蔵の国宝16体、重要文化財5体の合計21体の仏像で構成される立体曼荼羅を、通常は見ることが困難な角度や位置から鑑賞することができる。

「ファントム(幽体)」をキーワードに、人間の痛覚や異形のものなど幅広いテーマを取り上げるアーティスト・小谷元彦の個展「Tulpa – Here is me」が、東京・天王洲のANOMALYで開催される。会期は4月20日~5月25日。

ヌーヴェル・ヴァーグを代表する監督であり、美術家としても活躍したアニエス・ヴァルダが、90歳で死去。今回の訃報を受けて、世界各地から追悼の声が寄せられている。

2016年3月に惜しまれながら閉館した旧神奈川県立近代美術館 鎌倉。この建物を再利用した文化施設「鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム」が、6月8日に開館することが発表された。

今週スタートした展覧会のなかから、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。この機会をお見逃しなく。

武蔵野美術大学が非営利で主催するgallery αMは、馬喰町に開廊してから今年で10年。今年度は、東京都現代美術館学芸員の藪前知子がキュレーションを務めるシリーズ「東京計画2019」(4月6日〜2020年1月18日、全5回)のほか、αMプロジェクトの企画による展覧会「αM+」(20年2月1日〜3月14日)を実施する。