現代美術の雑誌『美術手帖』が、アートに特化したマーケットプレイス「OIL by 美術手帖」を、4月3日にオープンした。
同サイトは、日本を代表するギャラリーやアートストアとともにつくる、アートのオンラインマーケットプレイス。これまでメディアとして担ってきた、アートと社会をつなぐという役割を、アート作品の購入体験を届けることによっても果たし、日本のアートマーケットに新たな選択肢を提供する。
ローンチ時の参加ギャラリーとアートストアは、ギャラリー・ノマル、銀座 蔦屋書店、児玉画廊、小山登美夫ギャラリー、タカ・イシイギャラリー、GALLERY TARGET、HAGIWARA PROJECTS、KAYOKOYUKI、KOSAKU KANECHIKA、Maki Fine Arts、MA2 Gallery、MEM、MISAKO&ROSEN、S.O.C.|Satoko OeContemporary、Yutaka Kikutake Gallery、WAITINGROOM。
「ARTWORKS」ではオリジナルなアート作品を、「GOODS」ではバラエティ豊かなアートグッズをそれぞれ取り扱う。また出店店舗を網羅した「GALLERIES / STORES」や取り扱いのあるアーティストを紹介する「ARTISTS」などのコンテンツのほか、「SPECIAL」では、より深いアートを楽しみ方やアートマーケット情報など、アートコレクションにまつわる企画を掲載。会員機能の「美術手帖ID」と連動した「MY PAGE」では、購入履歴の確認をしたり、気になった商品をお気に入り登録することが可能となっている。
なお、サイト名称の「OIL」は、アートの歴史を語るうえでもっとも重要な素材のひとつである油彩(OIL on canvas)が由来。社会というキャンバスとアートという顔料を結ぶ存在を目指す、という意味が込められている。