
松本竣介が編集を務めた『雜記帳』を紹介する展覧会が開催。出品作家は桂ゆきや福沢一郎ら7名
36歳という若さで世を去った画家・松本竣介が編集を務めた『雜記帳』。人間性に全幅の信頼と価値を置き、松本の真摯な生き方そのものを反映するような同誌に、作品を寄せた作家たちを紹介する展覧会「松本竣介と『雜記帳』」が、東京・駒込のときの忘れもので開催されている。出品作家は松本のほか、福沢一郎、難波田龍起、桂ゆき、恩地孝四郎、鶴岡政男、海老原喜之助。会期は10月8日~26日。

36歳という若さで世を去った画家・松本竣介が編集を務めた『雜記帳』。人間性に全幅の信頼と価値を置き、松本の真摯な生き方そのものを反映するような同誌に、作品を寄せた作家たちを紹介する展覧会「松本竣介と『雜記帳』」が、東京・駒込のときの忘れもので開催されている。出品作家は松本のほか、福沢一郎、難波田龍起、桂ゆき、恩地孝四郎、鶴岡政男、海老原喜之助。会期は10月8日~26日。

建国300年を迎えるヨーロッパの小国・リヒテンシュタイン。世界でも屈指の規模を誇るその個人コレクションを紹介する展覧会「ヨーロッパの宝石箱 リヒテンシュタイン侯爵家の至宝」が、東京・渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムでスタートした。

10月14日までに終了する展覧会と今週スタートした展覧会のなかから、とくに注目したい3つをピックアップして紹介する。なお、台風19号の動きに伴い開館スケジュールが変更される可能性があるため、最新情報は美術館公式サイトやSNSを確認してほしい。

台風19号の接近に伴い、都内近郊の美術館はそれぞれ臨時休館などを行う。

一般社団法人東京ビエンナーレが主催する「東京ビエンナーレ2020」。そのプレイベントが、アーツ千代田3331でスタートした。

東京・恵比寿のNADiff a/p/a/r/tで、『美術手帖』10月号「アーティストのための宇宙論」特集と、坂本夏子「迷いの尺度、スピンオフ」展に関連した坂本夏子×磯部洋明×藤田直哉によるトークイベントが10月18日、開催される。

イラストレーターのみならず、ペインターとしても活躍するジャン・ジュリアンの個展「レコニル」が、東京・渋谷のNANZUKAで開催される。会期は10月12日~11月9日。

ブダペスト国立西洋美術館とハンガリー・ナショナル・ギャラリーのコレクションを紹介する「ブダペスト―ヨーロッパとハンガリーの美術400年」が国立新美術館で開催。本展ではルネサンスから20世紀初頭まで、約400年にわたる絵画、素描、彫刻の名品130点が一堂に会する。会期は12月4日〜2020年3月16日。

地中海、アジア、アフリカ、中南米など世界各地の古代文化が生み出した工芸品117件が一堂に会する、「人、神、自然ーザ・アール・サーニ・コレクションの名品が語る古代世界ー」が東京国立博物館 東洋館3室で開催される。会期は11月6日〜2020年2月9日。

あいちトリエンナーレ2019において、参加作家有志が「あいち宣言(プロトコル)」の草案をまとめた。一般からの意見募集も行っている。

フィンセント・ファン・ゴッホはいかにして絵画を学び、画家として成長していったのか。その過程を、「印象派」と「ハーグ派」との出会いから紐解く展覧会「ゴッホ展」が、東京の上野の森美術館で開幕した。

19世紀デンマークを代表する画家、ヴィルヘルム・ハマスホイ。その作品約40点と、同時代のデンマーク絵画を紹介する展覧会「ハマスホイとデンマーク絵画」が2020年1月21日より東京都美術館で開催される。

これまで異文化間の差異に注目した映像作品を制作してきた荒木悠。その新作個展「RUSH HOUR」が、北海道・札幌のCAI02で開催されている。会期は11月9日まで。

人々が見過ごしがちな物事に焦点を当てた問題提起型のプロジェクトに取り組む原田裕規の個展「One Million Seeings」が、東京・新宿のKEN NAKAHASHIで始まった。会期は10月8日~26日。

東京・新宿の草間彌生美術館で、展覧会「集合の魂たち」展が開幕した。本展では最初期の「集積」作品や、バルーンのインスタレーションを見ることができる。

広島県では初めてとなる、大規模な芸術祭「ひろしまトリエンナーレ2020 in BINGO」が、2020年9月12日〜11月15日に開催される。これに先立ち、総合ディレクターの中尾浩治や広島県知事の湯﨑英彦、アーティストの柳幸典、岩崎貴宏が登壇する記者会見が開かれた。

今年3月にスターダンサーズ・バレエ団が上演し好評を博した、クルト・ヨースの『緑のテーブル』が、2020年3月に東京芸術劇場で再上演される。この上演を記念して、『緑のテーブル』の特別解説イベントも開催。舞踊史に残る傑作と言われる由縁をひも解き、より深く作品を楽しむための絶好の機会となる。

1811年にエペルネに創立したシャンパーニュ・メゾン「ペリエ ジュエ」が、2018年に続き「DESIGNART TOKYO 2019」(デザイナート トーキョー 2019)のオフィシャル シャンパーニュとして参加。今年はイタリア人アーティスト、アンドレア・マンクーゾ(アナロジアプロジェクト)とタッグを組み、シャンパーニュを愉しむためのアート作品を発表する。

「アジアのシリコンバレー」とも呼ばれる中国広東省の深セン。そこに、パリのロダン美術館が新しい施設「ロダン・アート・センター」を設立することが発表された。中国政府から資金提供を受けるこのセンターは、パリのロダン美術館からロダンのブロンズエディション作品を50点購入し、50点の作品を5年間以上借入するという。

画家・坂本夏子が自身初となる作品集を12月に刊行する。これを記念して現在、すべて新作による展覧会「迷いの尺度、スピンオフ」が、東京・恵比寿のNADiff Galleryで開催されている。会期は10月20日まで。