
国立工芸館、10月に開館延期へ。新型コロナの影響で
2020年夏の開館を予定していた金沢の国立工芸館(東京国立近代美術館工芸館)が、開館を今年10月に延期することを発表した。

2020年夏の開館を予定していた金沢の国立工芸館(東京国立近代美術館工芸館)が、開館を今年10月に延期することを発表した。

アーティスト・真鍋⼤度と映像ディレクター・清⽔憲⼀郎の手がけるスクエアプッシャーのMV「Terminal Slam」がアルス・エレクトロニカ賞2020のコンピューターアニメーション部⾨の栄誉賞を受賞した。

アートプロジェクト「TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH」の展覧会が、6月16日〜7月26日に六本木 蔦屋書店のギャラリースペース「BOOK GALLERY」で開催される。2020年代を迎えた「東京」を舞台に、写真家の小山泰介など6組のアーティストによる写真や映像作品が展示される。

世界各地にスペースを持つメガギャラリー・ペロタンが、香港支店を総合施設「K11 ATELIER Victoria Dockside」に移転することを発表。6月20日からスタートするこけら落とし展では、ポートレート作品を中心にしたグループ展が行われる。

キヤノンが無料印刷素材サイト「クリエイティブパーク」で公開する特設ページ「世界の名画を飾ろう」。自宅でプリントして名画を楽しめるこのシリーズに、新しく歌川広重作「東海道五十三次」が登場した。

福岡の三菱地所アルティアムが、同館が入るファッションビル「イムズ」の営業終了に伴い、来年8月31日に閉館する。

6月2日より施設を段階的に再開している水戸芸術館。19日には、現代美術ギャラリーの一部を再開し、展覧会を開催する。

美術館連絡協議会と読売新聞オンラインが企画したウェブサイト「美術館女子」がSNS上で大きな批判に晒されている。この企画の問題点を、有識者のコメントとともに分析する。

世界各地の職人技術を融合させた豪華絢爛な建築で知られる和歌山県の「ホテル川久」。今回、創立より30年の時を経て、7月1日より私設美術館「川久ミュージアム」として本格始動することが決定。同館が保管している数百点ものオーナーコレクションが一挙公開される。

現代芸術振興財団が「CAFAA賞2020」のファイナリスト3名を発表した。ファイナリストは2021年春に開催される個展に向けて制作を開始。個展での最終審査を経てグランプリが決まる。

動画コンテンツの制作・発表でひとり当たり10万円を支払う東京都独自のアーティスト支援策「アートにエールを!東京プロジェクト」。5月15日に一度応募を締め切っていたが、6月23日から再募集を行うことが決まった。また、新たにステージ型の企画も募集を行う。

SPACが、生電話で俳優の朗読を楽しむことができる「でんわde名作劇場」を実施中(〜8月31日)。6月は、夏目漱石の『吾輩は猫である』 、与謝野晶子の訳による紫式部の『源氏物語』、宮沢賢治の『セロ弾きのゴーシュ』 を聞くことができる。

新型コロナウイルスの影響で3月6日から休館してきた千葉のDIC川村記念美術館が、6月16日に再開。再開にあたっては、日時予約制を導入する。

作品を発表するたびに世間の話題をさらうバンクシー。その半生を描いた評伝の和訳『バンクシー 壁に隠れた男の正体』が刊行された。

2019年、「写真界のノーベル賞」とも言われるハッセルブラッド国際写真賞を受賞した写真家・森山大道。その新刊『沖縄 s49』は、森山が46年前の沖縄をモノクロームで写したものだ。

様々なファッション誌や広告の撮影に加えて、ときには映像監督としてアーティストのミュージックビデオを手がけるなど、多彩な活躍を見せる写真家の中野道。その中野が、自身初となる写真集『あかつき』を刊行した。日常のなかで光る、儚くも美しい命のつながりを表現した一冊だ。

東京・銀座の中央通りに面する「SHISEIDO THE STORE」。アーティストの作品を展示する1階ウィンドウギャラリーで、崔在銀による土のインスタレーションが展示されている(〜7月14日)。

愛知県の大村秀章知事は、次回の「あいちトリエンナーレ」について、その名称を仮称「新・国際芸術祭」とする方針を明らかにした。

三菱一号館美術館は、今年7月から開催予定だった「三菱創業150周年記念 三菱の至宝展」の会期を延期。新たな会期を2021年6月30日~9月12日と発表した。

6月も中盤となり、新型コロナウイルスの影響による臨時休館から再開する館も増えてきた。今週開幕、または再開した展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。予約方法や注意事項については、各館の公式ウェブサイトを参照してほしい。