2020.8.20

「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」、国立国際美術館の大阪展も日時指定制を導入

国立西洋美術館で開催中の「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」がこの秋、大阪の国立国際美術館に巡回。大阪展でも新型コロナウイルス対策として日時指定制を導入する。

国立西洋美術館の展示風景より、フィンセント・ファン・ゴッホ《ひまわり》(1888)

 世界屈指の美術館として知られるロンドン・ナショナル・ギャラリー。同館所蔵の作品で構成された「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」がこの秋、大阪の国立国際美術館に巡回。新型コロナウイルスの感染予防・拡大防止のため、会期中の全日程で日時指定制を導入する。会期は11月3日~2021年1月31日。

 同展は、ルネサンスから19世紀のポスト印象派までの名品を一挙に展示するもので、ゴッホの《ひまわり》をはじめ、フェルメール、モネ、ルノワール、レンブラントなど西洋絵画の巨匠による作品を展覧。全作が日本初公開となっている。

 6月18日に開幕した国立西洋美術館での東京展では、新型コロナ対策として日時指定制を導入。大阪展でもこの対応を踏襲する。会期中の金曜と土曜は入場時間を11枠に、それ以外は8枠にわけ、混雑緩和を図る。

 加えて、平日の開館時間を延長。当初の10:00~17:00(金土は20:00まで)から9:00~17:30(金土は20:00まで)に変更し、開館時間を1時間半延ばす。