
300人の誕生日をインスタレーションに。「YCC Temporary」最終回は髙橋匡太の個展
YCC ヨコハマ創造都市センターでは、アートプログラム「YCC Temporary」の第7弾として髙橋匡太による展覧会「YCC Temporary 髙橋匡太」を2019年11月22日より開催する。

YCC ヨコハマ創造都市センターでは、アートプログラム「YCC Temporary」の第7弾として髙橋匡太による展覧会「YCC Temporary 髙橋匡太」を2019年11月22日より開催する。

2000年代前半から音楽、美術、舞台芸術の分野を横断した活動を行ってきた梅田哲也。その美術館初個展「梅田哲也 うたの起源」が、福岡市美術館で開催される。会期は11月2日〜2020年1月13日。

生誕120年を迎える女性写真家のパイオニア、山沢栄子。アメリカで写真を学んだ後「抽象写真」という独自の方法を確立したその活動を、アメリカ近代写真からの影響とあわせて紹介する展覧会「山沢栄子 私の現代」が、東京都写真美術館で開催される。会期は11月12日〜2020年1月26日。

イスラエルを代表するコンテンポラリー・ダンス・カンパニーのバットシェバ舞踊団。振付家オハッド・ナハリンが、およそ30年にわたって務めたその芸術監督として最後の演出・振付を行った作品『Venezuela―ベネズエラ』が、彩の国さいたま芸術劇場で2020年3月13日〜15日に上演される。

青森県・弘前市にある吉野町煉瓦倉庫が改修され、現代美術館「弘前れんが倉庫美術館(英語名:Hirosaki Museum of Contemporary Art)」として2020年4月11日に開館する。これを前に、現地で工事中の建物が公開された。そこから見える、この美術館が目指す姿とは?(3月31日追記:新型コロナウイルスの影響で開館は延期となった)

美術史上重要とされる画家への言及を明らかにし、ルネサンスから現代までのヨーロッパの絵画を積極的に活用するマキ・ナ・カムラ。ANOMALYで開催された個展は「まるで、*砂糖が水にだんだんとけゆくのをみていた子どもが、自分の体はそんなふうにお風呂にとけ出さないのにな、とひとり問うてみるかのようなもの展」と題されたが、ナ・カムラにとって、この一節に含まれるような曖昧なイメージの源泉は何か?本展を、20世紀美術史研究を行う南島興がレビューする。

10月14日に閉幕した「あいちトリエンナーレ2019」について、文化庁が補助金を交付しない決定をした。このことに対し、弁護士で行政法学者でもある平裕介が係争問題についてまとめたブログを公開。ここではそのブログをもとに、「補助金適正化法」に基づく決定をめぐる訴訟の担当した経験から、今後ありうる展開を解説する。

10月20日までに終了する展覧会と今週スタートした展覧会のなかから、とくに注目したい3つをピックアップして紹介する。この機会をお見逃しなく。

これまで草間彌生、ニコラ・ビュフ、塩田千春らの作品が館内を彩ってきたGINZA SIX。11月5日から12月25日にかけては、フィンランドのアーティスト、クラウス・ハーパニエミによる新作のクリスマスアートが登場する。中央吹き抜けの作品のみ2020年2月下旬まで見ることができる。

今年は映画史に残る名作から伝説のアーティストの人生を描いた作品まで、様々なアートムービーの公開が目白押し。そのなかでも10月~12月に公開される映画から、とくに注目したい作品をピックアップして紹介する。

38歳という若さでこの世を去りながら、同世代や後世の作家に多大な影響を残した岸田劉生。没後90年を迎え開催された「没後90年記念 岸田劉生展」では、約150点の作品が制作年代順に紹介された。画風を突き詰め、展開させ続けた岸田の画業に画家・諏訪敦が迫る。

今年で5年目を迎える大阪発の国際アートフェア「UNKNOWN ASIA Art Exchange Osaka」。10月25〜27日の3日間(25日は関係者およびVIPのみ)、大阪・梅田のグランフロント大阪で開催される。10ヶ国を越える国々から、過去最大規模となる290組の多彩なアーティストが参加する本フェアの見どころとは?

東京の中心に位置し、取り壊しが決定している戸田建設本社ビルを会場に開催された「TOKYO 2021美術展『un/real engine──慰霊のエンジニアリング』」。2020年の東京オリンピックと2025年の大阪万博を前にした本展は、反復される災害と祝祭のなかで、新たな想像力や表現を生み出す芸術の営みを、「慰霊のエンジニアリング(engineering of mourning)」と名付け、その系譜をたどる。キュレーターを務めた黒瀬陽平(カオス*ラウンジ)のこれまでの芸術実践を見てきた筆者が、「セキュリティ」と「危険物」というテーマから、本展の特異性について論じる。

クリエイタースポーツブランドを掲げるアディダスが、クリエイティビティあふれるプレーで世界中の人々を魅了するラグビー・ニュージーランド代表「ALL BLACKS」をテーマとしたアートプロジェクト「#CreatorsUnite」をスタート。特設サイトでは、名和晃平や河村康輔、木梨憲武のほか、イラストや書道、グラフィティ、アートなど様々な分野で活躍するクリエイターによるアートワークを公開している。

空間を大きく変容させるインスタレーションなどで知られ、国内外で大きな注目を集める現代アートチーム・目(【mé】)。その美術館初個展「目 非常にはっきりとわからない」が、千葉市美術館で開催される。会期は11月2日〜12月28日。

ロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルスに展開している国際的なアートフェアである「フリーズ・アートフェア」。そのプログラムや運営、そしてブレグジットなどにおけるフェアのサバイバル術について、ディレクターのビクトリア・シダルに話を聞いた。

森美術館で10月27日まで開催中の大規模個展「塩田千春展:魂がふるえる」。本展が、10月16日に入館者数が60万人を突破したことがわかった。

文化庁が所管する独立行政法人日本芸術文化振興会が、文化芸術活動を助成する「芸術文化振興基金」の要綱を改正。「公益性」を理由に助成取り消しが可能となる改正が行われた。

覆面アーティスト・バンクシーが、期間限定のオンラインショップ「Gross Domestic Product™」をオープン。10月28日(イギリス時間)までに購入希望商品1点を選び、情報を登録、質問に回答することで、抽選で作品を購入できる。

日本の近代における洋画家として知られる坂本繁二郎が今年、没後50周年を迎えた。これを記念し練馬区立美術館で開催された「没後50年 坂本繁二郎展」では、盟友・青木繁の作品とともに、坂本の画業が約140点の作品で紹介された。この画家が八女のアトリエから生み出した作品を、美術批評家の菅原伸也が読み解いていく。