新型コロナの影響、ギャラリーにも。休廊やアポイント制など

新型コロナウイルスの影響で数多くの美術館・博物館が臨時休館となっているなか、ついにギャラリーにも影響が出始めた。

休廊したペロタン東京

 新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、これまで営業を続けてきたギャラリーにも影響が出始めた。

 ギャラリーは美術館や博物館などと比較し、来場者数は少ない。そうしたことから、美術館などが臨時休館に入ってもギャラリーの多くは展覧会を継続して開催してきた。

 しかしながら、東京都が不要不急の外出自粛を要請する事態となり、ギャラリーの対応にも変化が見られる。

 まず、原宿のBlum&Poeや上野のSCAI THE BATHHOUSEは当面の休廊に入った。また、六本木のペロタン東京は、開催中だった「バリー・マッギー展」を25日で閉幕。営業再開の予定は追って発表するとしている。銀座のギャラリー小柳は27日より一時的に休廊。こちらも再開は未定となっている。シュウゴアーツも31日より休廊へと踏み切った。

 六本木のワコウ・ワークス・オブ・アートとオオタファインアーツは来廊をアポイント制へと切り替えた。

 なお、それぞれの情報は随時アップデートされる可能性があるので、詳しくは各ギャラリーウェブサイトを確認してほしい。

※内容を一部更新しました(3月30日)。

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