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第20回

WORLD REPORT「ベルリン」:壊れる既存の体制、枠組み モナ・ハトゥム回顧展

雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会をリポート。2023年4月号の「ベルリン」は、モナ・ハトゥムの回顧展「モナ・ハトゥム:身震いして」での抑圧や暴力を感じさせる彼女の作品を通じて、いま世界中で起きている体制の軋みと崩壊の予感に目を向ける。

SERIES / WORLD REPORT

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複雑な社会にアートはどう向き合うのか? 79組が参加する第14回光州ビエンナーレをレポート

1995年から2年に1度開催されている韓国・光州ビエンナーレ。今年の第14回光州ビエンナーレでは、中国春秋時代の思想家・老子による『道徳経』から引用した「soft and weak like water(天下水より柔弱なるは莫し)」をテーマに5つの会場で開催されている。その見どころをレポートしたい。

NEWS / REPORT

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第19回

WORLD REPORT「スコットランド」:クジラやイルカの声、軍用ソナーの音。島嶼を取り巻く海の音に耳を澄ます

雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会をリポート。2023年4月号の「スコットランド」では、1頭のクジラが漂着したことを契機に始まった、軍事演習が海域のクジラ類に与える影響を監視する「ヘブリディアン・ホエール・アンド・ドルフィン・トラスト」と、その物語を様々な視点や声で語らんとするアーティストによるプロジェクトを取り上げる。

SERIES / WORLD REPORT

東京藝大が「A7」を提唱。G7広島サミットにあわせ

東京藝術大学は、世界の主要国首脳が集う「G7広島サミット」の開催にあわせ、Shared Campusメンバーを中心とした世界の芸術大学と連携し「A7(ARTs 7)」の創設を提案。第1回 A7サミットでは、世界7つの芸術大学学長のメッセージがメタバース上で公開された。

NEWS / HEADLINE

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第21回

WORLD REPORT「台南」:重層的な歴史とアイデンティティ。アートを通して共存を目指す芸術祭

雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会をリポート。2023年4月号の「台南」では、台湾南部の台南市で開催された、麻豆大地トリエンナーレ「曾文溪の千個のなまえ」を紹介。複雑なエスニシティと植民統治の歴史を持つ台湾のアイデンティティから、同地が抱える様々な問題をひも解いていく。

SERIES / WORLD REPORT

小林古径の生誕140年を記念。「小林古径と速水御舟 ―画壇を揺るがした二人の天才―」が山種美術館で開催へ

近代日本画の歴史に大きな足跡を残した小林古径と速水御舟を、古径の生誕140年という機会に取り上げ、その交流を作品や言葉を通じてたどる展覧会、特別展「小林古径 生誕140年記念 小林古径と速水御舟 ―画壇を揺るがした二人の天才―」が山種美術館で開催される。

NEWS / EXHIBITION