イケア・ジャパンが2024年度の事業展開についてプレス向けイベントを実施。ビジネスのアップデートや収納への注力を行うほか、アーティスト・高橋理子とのコラボレーションとして来春販売予定の「SÖTRÖNN / ソートロンコレクション」についても発表された。
高橋は、円と直線のみで構成された図柄が特徴のアーティストだ。東京藝術大学で伝統染織を学び、2006年に株式会社ヒロコレッジ(現・ 高橋理子株式会社)を設立。08年に同大学博士後期課程修了した。着物を表現媒体としたアートワークのほか、自身のブランドである「HIROCOLEDGE」で、日本各地の職人とものづくりを行っている。近年では、adidasとのグローバルコラボレーション、 東京五輪ゴルフ米国代表公式ユニフォームも手がけた。
2024年春に世界展開される同コレクションは、日本と北欧に共通する美学を追求しつつも、国籍や人種を超えて受け入れられるデザインを目指したという。
また、2024年には「IKEA 前橋」が開業することが発表されたほか、創業80周年を迎えるにあたって今年7月1日に発売された「Nytillverkad / ニティルヴェルカード コレクション」についても紹介。過去のアーカイヴから現代のニーズに合わせて再構築された同コレクションは、全国のイケア店舗およびオンラインストアで7月の新商品470点以上ともに販売中となっている。