三連星:絵画=彫刻=写真。清水穣評 金氏徹平個展「POOOPOPOO」

多種多様なイメージやオブジェクトをコラージュした彫刻やインスタレーションなどで知られる、金氏徹平の個展「POOOPOPOO」が東京・六本木のYumiko Chiba Associatesで開催された。絵画であり彫刻であり写真である金氏の新作群を、美術評論家・清水穣がアメリカの画家サイ・トゥオンブリを参照点に読み解いていく。

REVIEW

マネの中の福田美蘭。椹木野衣評「日本の中のマネ 出会い、120年のイメージ」展

画家エドゥアール・マネの日本における受容について考察する展覧会「日本の中のマネ 出会い、120年のイメージ」展が練馬区立美術館で開催された。日本におけるマネ像とは、そして「日本の近代美術」とは。この問いを作家・福田美蘭の作品を通して、美術批評家・椹木野衣が考察する。

REVIEW

福岡でアーティストのための学びのプログラムが始動。Artist Cafe Fukuokaの「アーティストスタートアッププログラム」とは?

福岡市がアーティストの成長・交流拠点として、 2022年9月にオープンした「 Artist Cafe Fukuoka 」(管理運営受託事業者 カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社)。ここで、アーティストの学びとステップアップにつなげることを目的としたプログラムがスタートする。

NEWS / PROMOTION

PREMIUM

記憶から浮かび上がる表象。ロンドンで話題となった2つの個展から見えてきた共通点

新たな王の戴冠式を終えたイギリス。没入型インスタレーションでイギリスを代表するアーティストとなったマイク・ネルソンと、故郷のイラクを離れ現在はロンドンを拠点に画家として活躍するモハンマド・サーミ。それぞれ話題の個展を見に行くと、彼らの芸術行為の共通点が見えてきた。

NEWS / REPORT

マヤの「赤の女王」が本邦初公開。特別展「古代メキシコ ―マヤ、アステカ、テオティワカン」が東京国立博物館などで開催へ

「マヤ」「アステカ」「テオティワカン」という代表的な3つの文明を紹介し、古代メキシコ文明の奥深さと魅力にせまる特別展「古代メキシコ ―マヤ、アステカ、テオティワカン」が東京国立博物館、九州国立博物館、国立国際美術館で開催される。

NEWS / EXHIBITION

PREMIUM

ヴィクトリア時代の芸術一家3人が追求した美に迫る、テート・ブリテンの「ザ・ロセッティズ」

ラファエル前派のひとりとして知られるダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ。彼の妹であり19世紀のイギリスを代表する詩人クリスティーナ・ロセッティ、そしてパートナーのエリザベス・ロセッティ。ダンテ・ゲイブリエルを中心に、この3人に焦点を当てたエキシビション「ザ・ロセッティズ」が現在ロンドンのテート・ブリテンで開催中だ。ダンテ・ゲイブリエルの大規模な回顧展としては同美術館では20年ぶりとなる。彼に大きな影響を与えた2人の女性たちの作品を含む約150点の絵画と、写真、デザイン、詩などを通して3人の濃密な関係を浮き彫りにする。

NEWS / REPORT