油彩画や大型彫刻から貨幣まで。「肖像芸術」の歴史と表現を紐解く「ルーヴル美術館展」が開幕

東京・六本木の国立新美術館で「ルーヴル美術館展 肖像芸術―人は人をどう表現してきたか」が開幕した。27年ぶりの来日となる16世紀ヴェネチアの巨匠ヴェロネーゼによる《美しきナー二》をはじめ、ナポレオンやマリー・アントワネットといった時の権力者たちの肖像画や彫刻など、様々な「肖像」がルーヴル美術館の全8部門から集結した本展。その見どころをお届けする。

NEWS / REPORT

日本を代表する染色家・柚木沙弥郎の最新作と新商品原画を紹介する展覧会が青山・スパイラルで開催

フランス国立ギメ東洋美術館に作品が収蔵されるなど、国内外で高く評価されてきた日本を代表する染色家・柚木沙弥郎の個展「柚木沙弥郎―紙に描かれた模様―」が、東京・青山のスパイラルガーデンで開催される。95歳の現在もなお精力的に活動する柚木の最新作を見ることができる。会期は2018年5月29日〜6月3日。

NEWS / EXHIBITION

蔵屋美香がキュレーターを務める gallery αMの連続企画。 「絵と、 」第2回は藤城嘘

蔵屋美香キュレーションの連続企画「絵と、 」がgallery αMで開催中。絵画をテーマにした本展は、1年にわたって5人の画家を紹介しながら「絵画が現実に関わるよりよい方法」を探っていくもの。第1回の五月女哲平に続くのは、美術家のみならずカオス*ラウンジのキュレーターとしても活動する藤城嘘。会期は6月16日~8月10日。

NEWS / HEADLINE

アートを「接ぎ木」する。ベルトラン・ラヴィエがエスパス ルイ・ヴィトン東京で見せる「Medley」とは?

1980〜90年代以降、アプロプリエーション(流用)を用いた作品で美術界に大きな影響力を与えてきたフランス人アーティスト、ベルトラン・ラヴィエ。その代表的な作品が並ぶ個展「Medley」が現在、東京・表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京で開催されている(11月4日まで)。この個展のために来日した本人に、近現代美術・美術批評を専門とする島田浩太朗が話を聞いた。

INTERVIEW / PROMOTION

寺田倉庫が「モンブラン国際文化賞受賞」を受賞。日本の受賞者としては初の法人格

1992年にモンブラン文化財団によって創設された「モンブラン国際文化賞」は、芸術および文化の発展・繁栄のために無私無欲で惜しみない支援活動をしているアートパトロンへ、その傑出した功績を称える証として毎年授与されるアワード。2018年は、日本の法人格としては初となる寺田倉庫の受賞が発表された。

NEWS / HEADLINE

香取慎吾、初の個展会場はルーヴル美術館に決定。 「ジャポニスム2018」広報大使にも任命

今年パリで開催される、日仏友好160年を記念した日本文化・芸術の祭典「ジャポニスム2018:響きあう魂」(以下「ジャポニスム2018」)。その「公式企画」として、香取慎吾がパリ・ルーヴル美術館内シャルル5世ホールで初の個展を開催することが明らかになった。また、香取はジャポニスム2018の広報大使としても任命された。日本・フランスの両国で様々な広報活動を展開していくという。

NEWS / HEADLINE

Instagramに連日投稿される 「レシート・ドローイング」。 謎多きアカウント @monkpicturesの実態とは?

プロフィールもリンクも記載されていない Instagramのアカウント@monkpicturesをご存知だろうか。飲食店でのレシートにドローイングを施した写真が連日投稿され続け、その蓄積は膨大だ。描かれているのは、河原温やソル・ルウィットなど、どれも現代美術を牽引してきた巨匠たちの代表作ばかり。コンセプチュアルな投稿を繰り返すアカウントの実態とは?

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