セレブリティの休日、愛犬の日々。ジャン・ピゴッツィの写真展が 2会場で同時開催

実業家、アートコレクター、慈善家としての顔も持つ写真家のジャン・ピゴッツィ。ジュネーブ、ニューヨーク、ロンドン、パリなど各国を拠点に作品を撮り続けるピゴッツィの写真展がSCAI PARK、Kaikai Kiki Galleryの2会場で同時開催される。会期は6月1日〜16日。

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「中心/周縁」の境界線をほぐす。 「越境するミュージアム」展で 2つの美術館がコレクションを交換

岡山県岡山市の「S-HOUSEミュージアム」と、広島県福山市の「クシノテラス」が協働して展覧会「越境するミュージアム」を開催する。本展は、一見対極的な2つの美術館がそれぞれのコレクションを交換しあうというもの。会期は7月14日〜12月16日(クシノテラス)、8月4日〜12月16日(S-HOUSEミュージアム)。

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建築を「生成する生命活動の一部」ととらえる。建築家・平田晃久の 個展がギャラリー間で開催

建築家・平田晃久の個展「平田晃久展 Discovering New」が東京・乃木坂のTOTOギャラリー・間で開催される。建築を広義の生命活動として再発見することで、新たな可能性を見出そうとする平田の、これまで手がけてきたプロジェクトを体感することができる。会期は5月24日~7月15日。

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第24回

櫛野展正連載24:アウトサイドの隣人たち 最後のお化け人形師

ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第24回は、岡山県倉敷市でお化け屋敷の人形制作を行う、最後のお化け人形師・中田市男を紹介する。

ミニマルなストライプの中に 自然の息吹と記憶を描き出す。 コーネーリア・トムセン、 3年ぶりの個展が加島美術で開催

旧東ドイツに生まれ、現在はニューヨークを拠点に活動しているコーネーリア・トムセンの日本では3年ぶりとなる個展が、2018年6月2日〜16日の会期で東京・京橋の加島美術で開催される。トムセンの代表作である「Stripes」シリーズの新作、銅版油彩画も日本で初公開。レセプションでは作家本人によるギャラリートークも開催される。

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失われた画廊の再編成から見えてくるもの。 松岡剛が見た、「梟コレクション」展

広島のアートギャラリーミヤウチにて、1960〜80年代に地元作家の重要な活動拠点であった「画廊 梟(ふくろう)」の関連資料・作品による展覧会が開催された。コレクションの紹介にとどまらず、オーナーであった志條みよ子の表現に対する姿勢を新たな観点から伝えた本展を、広島市現代美術館学芸員の松岡剛が論じる。

REVIEW

京都初! 美術家・尹煕倉の個展「Sand River Work 砂の流れ ― 鴨川 京都」古代から流れる続ける時間に風景の本質を探る

陶芸家・尹 煕倉(ゆん・ひちゃん)の、京都では初となる個展「Sand River Work 砂の流れ ― 鴨川 京都 」が艸居アネックスと艸居の2会場で開催される。会期は2018年5月12日〜6月9日。砂を採取し、自身で作成した絵具を使用して制作するシリーズの最新作が展示される。

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長谷川祐子がポンピドゥー・センター・メッス「ジャパノラマ」で見せた1970年以降の日本現代美術

ポンピドゥー・センター・メッスでは「セゾン・ジャポネーズ」(日本シーズン)の皮切りとして行われた建築展「ジャパン・ネス」に続いて、日本のコンテンポラリー・アートのシーンを網羅する大規模な展覧会「ジャパノラマ」が2017年10月から18年3月にかけ開催された。本展でキュレーターを務めたキュレーターの長谷川祐子に展示の狙いとポンピドゥー・センターが日本の美術にフォーカスする理由を聞いた。

INTERVIEW