熊本県公式キャラクター「くまモン」や、中川政七商店、相鉄グループをはじめ、数多くのクライアントのデザイン、ブランディングを手がけてきたgood design companyが、今年で設立20周年を迎える。
代表を務める水野学は、同社設立以来「デザインで世の中を良くすること」を目指し、ビジネス社会におけるデザインの重要性を唱えている。その範囲はグラフィックからプロダクト、空間、鉄道車両までと幅広く、デザインする対象の「そのものらしさ」を意識し表現することで、普遍的な表現を実現してきた。
そんなgood design companyの個展「good design company 1998-2018」が、銀座・クリエイションギャラリーG8で開催される。
本展はgood design companyの20年間の活動の軌跡を一望する展示と、そのデザインプロセス紹介する内容。日常的に目にする商品やサービスが、どのようなプロセスでデザインされているのか、消費者が見ることのない制作の現場を見ることができる展示になるという。
デザインを志す人や携わる人だけではなく、日常的に様々な商品に触れている多くの消費者にとっても、デザインの可能性を知ることができる展覧会になるだろう。