
前衛集団「ヒスロム」が過ごした10年。1000平米の空間に広がる巨大なアーカイブは何を示すのか
アーティストグループ「ヒスロム」のおよそ10年にわたる活動を紹介する展覧会「仮設するヒト」が、宮城・仙台のせんだいメディアテークで開催される。本展は、ヒスロムにとって国内初となる大規模な展覧会。会期は11月3日~12月28日。

アーティストグループ「ヒスロム」のおよそ10年にわたる活動を紹介する展覧会「仮設するヒト」が、宮城・仙台のせんだいメディアテークで開催される。本展は、ヒスロムにとって国内初となる大規模な展覧会。会期は11月3日~12月28日。

平面美術の領域で活動する若手作家の支援を目的に、1994年より毎年開催される美術展「VOCA展」。その25回目となる「VOCA展2019」の出品作家が発表された。「VOCA展2019」の会期は2019年3月14日〜30日。

美術家・森村泰昌が自身の美術館を大阪・北加賀屋に11月3日オープンする。ふたつの展示室、ライブラリー、サロン、ミニシアター、ショップからなり、森村の作品をいつでも見ることのできるこの美術館。開館記念展「君は『菫色のモナムール、其の他』を見たか?森村泰昌 –もうひとつの1980年代–」の会期は11月3日〜2019年1月27日(予定)。

9月1日、ユーレンス現代美術センター(UCCA)は、新館「UCCA砂丘美術館」の開館を発表。新館は、北京のOPEN建築事務所によって設計され、周囲は砂丘で覆われている。こけら落としの「After Nature」と題された展覧会では、中国の過去30年間の迅速な発展を背景に、人間と自然の関係の変化を探る。開館時期は今年秋の予定。

文化庁は8月30日、2019年度の概算要求を公開した。次年度は253億2200万円増の1330億5100万円を要求し、文化財防衛や国立アイヌ博物館、日本博2020(仮)などに力点を置く。

ドイツを拠点に活動を行っている画家・小笠原美環の個展「こわれもの」が、東京・外苑前のMAHO KUBOTA GALLERYで開催される。会期は9月20日〜10月20日。

画家、ジャッキー・サコッチオのアジア初個展 「Unbearable Lightness ― 堪えがたいほどの光」が、東京・銀座のTHE CLUBで開催される。本展では、身体的な技法と幾層にも重ねられた絵具の層によって構成された11点の新作と2点の版画がならぶ。会期は9月8日〜11月10日。

画家の池田学、陶芸家の葉山有樹、そしてメディア・アーティストの八谷和彦ら佐賀出身のアーティスト3名による展覧会「三人展-Forward Stroke 明日への眼差し-」が佐賀県立美術館で開催される。会期は9月30日~11月18日。

日本を代表する私設現代美術館である原美術館とハラ ミュージアム アーク。両館の館長を兼任していた原俊夫が退任し、新たな館長に内田洋子と青野和子が就任した。

美術の共同体「パープルーム」が、茨城県常陸太田市の梅津会館で展覧会「パープルーム大学附属ミュージアムのヘルスケア」を開催する。本展は、現代美術とそれに隣接するような近い領域に携わっている人々の作品を梅津会館に運び入れ、同館のコレクションとの接続/異化を狙うもの。会期は9月15日〜9月29日。

ポップカルチャー、音楽、アート、食、スポーツ、教育など、現代の私たちを取り巻くあらゆる文化にフォーカスする「ComplexCon」。その第3回がカリフォルニア・ロングビーチで開催される。会期は11月3日、4日の2日間。

社会風刺的なグラフィティを世界各地に描き残す、神出鬼没の覆面アーティスト、バンクシー。イギリス・大英博物館の展覧会「I object: Ian Hislop's search for dissent」にてその作品が正式に展示されることになった。展覧会の会期は9月6日〜2019年1月20日。

チームラボによる、アートサイエンス・ミュージアム(シンガポール)の常設展「FUTURE WORLD: Where Art Meets Science」が、 2018年9月1日にリニューアルオープンした。リニューアルでは10作品が新たに追加され、展示は全19作品のラインアップとなる。

イギリスのSF小説家、メアリー・シェリーが『フランケンシュタイン』を発表して200年となる2018年、バイオ・アートの最新形を紹介する企画展「2018年のフランケンシュタイン」が東京・表参道のGYREで開催される。キュレーションは金沢21世紀美術館学芸員の髙橋洋介。会期は9月7日〜10月14日。

2018年11月3日に開館40年を迎えるひろしま美術館。節目の年にあたって、所蔵コレクションを全館で一堂に展示する「まるごと ひろしま美術館展2018」が開催される。会期は9月1日〜30日。

現代アートシーンを牽引する美術家・塩田千春の個展が、新宿のケンジタキギャラリー東京で開催中だ。本展では、塩田の代表作のひとつとして知られる「Endless Line」シリーズの新作とドローイングなどが公開されている。会期は9月15日まで。

KADOKAWAが東京都墨田区との共同主催事業として「Edo⇄2018 すみだ川再発見! ふねと水辺のアートプロジェクト」を、9月2日のキックオフ企画を皮切りにスタート。本プロジェクトでは、国内外で活躍するアーティストの鈴木康広、西野達、野口一将の3名が、隅田川を舞台に水辺空間を活用したアート作品を展開している。

オーケストラを耳と目だけではなく、全身で音楽を「体験」する「変態する音楽会」が8月27日、東京オペラシティコンサートホールにて行われた。ピクシーダストテクノロジーズCEOの落合陽一、日本フィルハーモニー交響楽団という異色のタッグで実現したこの音楽会の様子をレポートする。

大学時代より一貫して、自分の内側に眠る「何か」と対峙することを作品の根底に、腰から上が歪み、引き伸ばされ、溶解したような人型の大型漆造形作品「BODY」を制作してきた青木千絵。京都のギャラリー「現代美術 艸居(そうきょ)」にて、大型作品など約10点を発表する個展が開催される。会期は9月8日〜29日。

「梅ラボ」の名でも知られるアーティストの梅沢和木と、彫刻家のTAKU OBATA。ふたりの初共演となる東京・外苑前のワタリウム美術館での展覧会「梅沢和木 × TAKU OBATA 超えてゆく風景」の様子を、コメントとともに紹介する。会期は9月1日〜12月2日。