ヒトラーによる美術品略奪の歴史を紐解く。映画『ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ』が2019年4月に公開

1933年から45年にかけてヨーロッパ各地で約60万点もの美術品を略奪したナチス・ドイツ。ヒトラーの思想の背景と略奪された美術品がたどった闇の美術史に迫るドキュメンタリー映画『ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ』が2019年4月19日、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかにて全国公開されることが決定した。

NEWS / HEADLINE

5人のアーティストが見せる「パラランドスケープ」とは? 拡張する「風景」に向き合う展覧会が三重県立美術館で開催

三重県立美術館で、注目のアーティストによる作品を「風景」を手がかりに紹介する展覧会「パランドスケープ “風景”をめぐる想像力の現在」が開催される。伊藤千帆、稲垣美侑、尾野訓大、徳重道朗、藤原康博の5名が参加する本展の会期は、2019年1月4日〜3月24日。

NEWS / EXHIBITION

仮想空間の中の彫刻たち。 平田尚也がガーディアン・ガーデンで見せる「不完全な監獄」とは

インターネット上の3Dデータを仮想空間で立体彫刻を作るように組み立てた作品《“Demon” “Space Ship” “Royal Drive”》で、第18回グラフィック「1_WALL」のグランプリを受賞した平田尚也。その受賞から約1年後にあたる2019年1月8日〜25日、東京・銀座のガーディアン・ガーデンにて個展「不完全な監獄」を行う。

NEWS / PROMOTION

第4回

個化する公。 The Public Times vol.4〜Chim↑Pom卯城竜太 with 松田修による「公の時代のアーティスト論」〜

2018年、新宿・歌舞伎町のビルを一棟丸ごと使用し、「にんげんレストラン」を開催したことで話題を集めたChim↑Pom。彼らはこれまでも公共空間に介入し、数々のアートを展開してきた。本シリーズ「The Public Times」では、Chim↑Pomリーダー・卯城竜太とアーティスト・松田修が、「公」の影響が強くなりつつある現代における、「個」としてのアーティストのあり方を全9回で探る。第1回から4回は、卯城と松田が現在の日本のアートシーンにおけるキュレーションとアーティストの関係性、そしてオルタナティヴ・スペースの現状を語る。

「その手に描けぬものなし」。幕末を代表する日本画家・河鍋暁斎の画業をたどる展覧会がサントリー美術館で開催

幕末・明治の動乱期に独自の道を切り開き、狩野派としての自負を持って描き続けた画家、河鍋暁斎(かわなべ・きょうさい)。その画業を検証する展覧会「河鍋暁斎 その手に描けぬものなし」が、東京・六本木のサントリー美術館で開催される。会期は2019年2月6日〜3月31日。

NEWS / EXHIBITION

アルヴァ・アアルトの展覧会が東京ステーションギャラリーに巡回。人と自然に寄り添った、フィンランドの建築家の魅力とは?

フィンランドを代表する建築家、アルヴァ・アアルトの展覧会「アルヴァ・アアルト もうひとつの自然」が東京ステーションギャラリーで開催される。本展ではドローイングや模型のほか、家具やガラス製品などアアルトの仕事を幅広く紹介する。会期は2019年2月16日〜4月14日。

NEWS / EXHIBITION

様々な角度からダリをたどる。諸橋近代美術館の開館20周年企画展をチェック

20世紀のパリで起こった思想運動「シュルレアリスム」と、その中心的存在であった画家、サルバドール・ダリに焦点を当てた展覧会「シュルレアリスムとダリ」(仮)が、福島県の諸橋近代美術館で開催される。本展は、同館の開館20周年企画展の第1弾。会期は2019年4月20日〜6月23日(予定)。

NEWS / EXHIBITION

第3回

オルタナティヴの意味を問う。 The Public Times vol.3〜Chim↑Pom卯城竜太 with 松田修による「公の時代のアーティスト論」〜

2018年、新宿・歌舞伎町のビルを一棟丸ごと使用し、「にんげんレストラン」を開催したことで話題を集めたChim↑Pom。彼らはこれまでも公共空間に介入し、数々のアートを展開してきた。本シリーズでは、Chim↑Pomリーダー・卯城竜太とアーティスト・松田修が、「公」の影響が強くなりつつある現代における、「個」としてのアーティストのあり方を全9回で探る。第1回から4回は、卯城と松田が現在の日本のアートシーンにおけるキュレーションとアーティストの関係性、そしてオルタナティヴスペースの現状を語る。

女性への礼讃。テート・ブリテンが女性アーティストだけの大規模なグループ展を開催

イギリスの主要美術館であるテート・ブリテンが、過去60年間の重要な女性アーティストを対象とした展覧会「Sixty Years(60年)」を2019年4月22日から開催する。モナ・ハトゥムやサラ・ルーカスなどの作品が集まる本展は、1960年代から現在までの女性アーティストの動向を示すもの。

NEWS / EXHIBITION

ヒグチユウコが世田谷文学館で自身初となる大規模個展を開催。おなじみのキャラクターたちが繰り広げるサーカスの世界へ

猫や少女などを細密なタッチで描き、企業とのコラボレーションも数多く手がけてきたヒグチユウコ。その約20年にわたる活動を紹介する展覧会「ヒグチユウコ展 CIRCUS」が、世田谷文学館で開催される。会期は2019年1月19日〜3月31日。

NEWS / EXHIBITION

新しい時代の夜明けを伝えた「世紀末ウィーンのグラフィック」。その全貌を紹介する展覧会が京都国立近代美術館で開催

グスタフ・クリムトやエゴン・シーレなどが登場し、文化的に興隆をきわめた19世紀末におけるオーストリアの首都ウィーン。一般的に「世紀末ウィーン」と呼ばれるこの潮流のグラフィック作品に焦点を当てた展覧会「世紀末ウィーンのグラフィック デザインそして生活の刷新に向けて」が、京都国立近代美術館で開催される。会期は2019年1月12日〜2月24日。

NEWS / EXHIBITION

第2回

個としてのアーティストはどうあるべきか? The Public Times vol.2〜Chim↑Pom卯城竜太 with 松田修による「公の時代のアーティスト論」〜

2018年、新宿・歌舞伎町のビルを一棟丸ごと使用し、「にんげんレストラン」を開催したことで話題を集めたChim↑Pom。彼らはこれまでも公共空間に介入し、数々のアートを展開してきた。本シリーズでは、Chim↑Pomリーダー・卯城竜太とアーティスト・松田修が、「公」の影響が強くなりつつある現代における、「個」としてのアーティストのあり方を全9回で探る。第1回から4回は、卯城と松田が現在の日本のアートシーンにおけるキュレーションとアーティストの関係性、そしてオルタナティヴスペースの現状を語る。