ヒグチユウコが世田谷文学館で自身初となる大規模個展を開催。おなじみのキャラクターたちが繰り広げるサーカスの世界へ
猫や少女などを細密なタッチで描き、企業とのコラボレーションも数多く手がけてきたヒグチユウコ。その約20年にわたる活動を紹介する展覧会「ヒグチユウコ展 CIRCUS」が、世田谷文学館で開催される。会期は2019年1月19日〜3月31日。
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いまや誰もが見覚えのある猫や少女、動物たちを描いてきたヒグチユウコ。その約20年の活動を紹介する展覧会「ヒグチユウコ展 CIRCUS」が、世田谷文学館で開催される。
ヒグチはこれまで『ギュスターヴくん』(白泉社、2016)、『いらないねこ』(白泉社、2017)など数々の絵本を発表。また、グッチや画材メーカーのホルベインなど様々な企業とのコラボレーションも手がけてきた。
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本展では「サーカス」をテーマに、約500点にのぼる作品を公開。いままでに発刊された絵本の原画をはじめ、企業とのコラボレーション作品、書籍の装画などが一堂に会する。また、ヒグチが追求してきた「ホラー」な作品に焦点を当てるコーナーも登場する。
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そのほかにも、会場には実際のサーカステントが出現。ヒグチが背景の挿画を担当したぬいぐるみ作家・今井昌代の書籍『カカオカー・レーシング』(グラフィック社刊)の立体展示や、本展のための描き下ろし原画で「サーカス」の会場を盛り上げる。
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それに加え、ヒグチの6年ぶりとなる画集『CIRCUS』(グラフィック社刊)が本展に合わせて刊行される。200ページを超える同書には歌人・穂村弘によるヒグチ作品についての書き下ろし原稿も掲載。会場では、一般流通版とはカバーの異なる本展限定バージョンを手に入れることができる。こちらもあわせてチェックしたい。