
デイヴィッド・ツヴィルナー、黒人女性を新スペースのディレクターに任命。スタッフも全員黒人に
ニューヨークに本社を置くメガギャラリーであるデイヴィッド・ツヴィルナーが、黒人ギャラリストのエボニー・ヘインズをギャラリーのディレクターに任命すると発表。マンハッタンに新たに設立するこのスペースでは、スタッフも全員黒人を雇用するという。

ニューヨークに本社を置くメガギャラリーであるデイヴィッド・ツヴィルナーが、黒人ギャラリストのエボニー・ヘインズをギャラリーのディレクターに任命すると発表。マンハッタンに新たに設立するこのスペースでは、スタッフも全員黒人を雇用するという。

FabCafe Globalと株式会社ロフトワークが2012年にスタートした、世界中のクリエイターを発掘するグローバルアワード「YouFab Global Creative Awards 2020」が、2020年10月31日まで作品募集を行っている。グランプリと準グランプリの受賞者には、1000ドル〜2000ドルの賞金のほか、名和晃平/SANDWITCHによるトロフィーも授与される。

ルイ・ヴィトンは、2013年に発表して以来、アイコンバッグとして親しまれるようになった「カプシーヌ」を6人のアーティストとともにつくりあげる「アーティーカプシーヌ コレクション」を発表した。

バンクシーの代表作のひつとである《花を投げる男(Flower Thrower)》。この商標権について、欧州連合知的財産庁(EUIPO)は無効とする決定を下した。バンクシー本人側が敗れたこの決定は何を意味するのか。バンクシーに詳しい鈴木沓子が、シティライツ法律事務所の水野祐弁護士と、石井・髙畑法律事務所の石井宏之弁護士の両氏に話を聞いた。

明治から平成にかけての版画の名作約300点により、日本の近現代を振り返る展覧会が福島県立美術館にて開催された。これまで日本の美術の歴史を語るうえであまり光が当てられることのなかった「版画」を文脈として、地方から見えるもうひとつの近現代日本美術史を編み直す。版画表現の歴史を振り返りながら、キュレーターの小金沢智が本展をレビューする。

イタリア・ミラノを拠点に活動する廣瀬智央の個展がアーツ前橋にて開催された。1997年に発表した、約3万個のレモンを用いる《レモンプロジェクト 03》のほか、イタリア渡航以後に発表した初期作品や国内未発表作品、そして新作を含めた約100点でこれまでの廣瀬の活動を展覧。本展を、アーティストのAKI INOMATAがレビューする。

戦後から2020年前半までの映画とテレビドラマを主な対象に、多様なLGBTQ+表象に着目する展覧会「Inside/Out ─映像文化とLGBTQ+」が、早稲田大学演劇博物館で開催されている。会期は2021年1月15日まで。

第3回
2019年に行われた第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展の日本館展示。同展の帰国展「Cosmo-Eggs|宇宙の卵」が、アーティゾン美術館(旧ブリヂストン美術館)で開催されている。同展のキュレーターを務める服部浩之にここまでの経緯や企画主旨を聞いた。

文化庁は、2021(令和3)年度の概算要求を公開した。次年度は文化庁史上最高額となる1588億円を要求し、コロナ対策に重点を置く。

建築、デザイン、写真など様々な分野を横断する造形学校としてドイツに誕生し、その後ナチスの迫害を受けてわずか14年で閉校したバウハウス。その創設100年を記念して、2019年から全国で「バウハウス100年映画祭」が開催されている。ラースロー・モホイ=ナジの生涯を追った上映作品『ニュー・バウハウス』を中心に、バウハウスにおける芸術教育のあり方から見えるものを画家・永瀬恭一が論じる。

現実世界を舞台に見立て、空虚に感じるその理由に迫ろうとした「Big Brother is Watching you」で「1_WALL」のグランプリを獲得したRyu Ika(劉怡嘉)の受賞展がガーディアン・ガーデンにて開催された。内モンゴルで生まれ育ったRyuの作品世界で表される、イメージのなかで生きる私たちについて、キュレーターの飯岡陸がレビューする。

広大なスケールで多様な表現を展開する日本人とオーストラリア人によるアーティストユニット「米谷健+ジュリア」。今回、日本初となる大規模個展が、ところざわサクラタウン内の角川武蔵野ミュージアムで開催される(エディット アンド アートギャラリー)。会期は11月6日〜2021年3月7日。

アーティスト、トム・サックスが小売り体験をフルデザインする新たな試み「Tom Sachs:Retail Experience」が、伊勢丹新宿店本館2階のISETAN THE SPACEでスタートした。11月30日まで。

ミニマル・アートやコンセプチュアル・アートなどで知られているアーティスト、ソル・ルウィット。その制作活動を探るために、マイクロソフトがアプリ「Sol LeWitt」をローンチした。

コロナ禍で様々な分野のオンラインコンテンツが配信されている。評論家としても注目を集めるアーティストの大岩雄典は、展覧会「Emergency Call」をキュレーション。それは指定の番号に電話をかけることで美術家、音楽家、博士、SF作家、俳人、歌人など17組による音声を自動再生で聴く、40分05秒の「電話展示」であった。日本国内の緊急事態宣言解除まで続いたこの試みを、埼玉県立近代美術館学芸員の佐原しおりがレビューする。

藤田貴大率いる演劇団体「マームとジプシー」の初期作品『てんとてんを、むすぶせん。からなる、立体。そのなかに、つまっている、いくつもの。ことなった、世界。および、ひかりについて。』が、約4年ぶりに東京で上演される。上演期間は10月2日〜4日。

「あいちトリエンナーレ2019」の開催から1年。次回2022年の開催に向けた新体制が始動するなか、前芸術監督の津田大介があいトリ2019が次へとつなぐものについて語る。

東京・六本木に新たに誕生したアートコンプレックス「ANB Tokyo」。そのオープニング展「ENCOUNTERS」が開催される。会期は10月11日〜11月8日。

現在、金沢21世紀美術館では美術館として世界初となるミヒャエル・ボレマンスとマーク・マンダースの2人展「ダブル・サイレンス」が開催されている。会期は2021年2月28日まで。

京都市京セラ美術館の新館「東山キューブ」で、美術批評家の椹木野衣を企画・監修に迎えた展覧会「平成美術:うたかたと瓦礫(デブリ) 1989-2019」が開催される。会期は2021年1月23日〜4月11日。