【ギャラリストの新世代】 Little Barrel Project Room 水田紗弥子
美術展やイベントにまつわる業務を請け負うLittle Barrelが、2017年11月、プロジェクトルームをオープンした。展示スペースであると同時に、作家と社会を結ぶ「循環システム」のような存在を目指すLittle Barrel。代表の水田紗弥子に、スペースを立ち上げた経緯と展望について話を聞いた。
美術展やイベントにまつわる業務を請け負うLittle Barrelが、2017年11月、プロジェクトルームをオープンした。展示スペースであると同時に、作家と社会を結ぶ「循環システム」のような存在を目指すLittle Barrel。代表の水田紗弥子に、スペースを立ち上げた経緯と展望について話を聞いた。
様々な媒体で作品を制作しながらも、一貫して絵画の可能性を探求している益永梢子。水戸芸術館内のギャラリーで2018年2月10日から個展を開催する作家に、作品について聞いた。
《なすび画廊》や《ベジタブル・ウェポン》など、ユーモアと批評性ある作品を手がけてきたアーティスト・小沢剛が関東では14年ぶりとなる大規模個展「不完全ーパラレルな美術史」を千葉市美術館でスタートさせた。このタイトルに込められた意図とは何か? 本人に話を聞いた。
日本における大晦日の風物詩『NHK紅白歌合戦』。数千人のスタッフが参加するなど、まさにNHKが総力を挙げて制作する番組だ。ウェブ版「美術手帖」では『第68回NHK紅白歌合戦』本番前日のNHKホールに潜入。その舞台裏を取材するとともに、今回の舞台美術や映像をデザインしたNHKデザインセンターのチーフプロデューサー・森内大輔に、舞台美術に込めた狙いなどを聞いた。
ベルリンを拠点に、ドキュメンタリーの手法を用いて、事実と虚構が混ざり合う映像作品を制作している鈴木光。2018年1月6日から2月4日までKAYOKOYUKIで個展「MONTAGE」を開催する作家に、作品について聞いた。
CMやミュージックビデオをはじめ、精力的に活動する写真家・奥山由之だが、ある時期から写真への興味を失ってしまったという。苦悩の日々を乗り越え発表した新作の写真集『As the Call, So the Echo』について、奥山に聞いた。
1960年代より、既存の彫刻のあり方を否定し、制作と生活の接合点を探求してきた福岡道雄。真摯に現代美術に向き合うが故に、彫刻をつくり続けるために、「つくらない」という態度へと行き着いた2005年。初の大回顧展に際して作家の歩みをひもとく。
「もの派」の作家として知られる榎倉康二。その妻である榎倉充代が2000年に開廊した「スペース23℃」では、榎倉をはじめ、作家と生前交流のあったベテラン作家や、若手作家のグループまで、幅広い作品を紹介してきた。これまでの活動や現在について、榎倉充代に話を聞いた。
特殊漫画家の根本敬が約半年をかけて描き上げた、人生史上最大の絵画《樹海》。12月13日〜24日、ミヅマアートギャラリーで開催される本作の展示に先駆けて、根本へのインタビューを敢行した。
中国におけるもっとも重要な現代フィルムアーティスト、ヤン・フードン。東京・表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京の「YANG FUDONG THE COLOURED SKY: NEW WOMEN II」ではフードンが初めて手がけたデジタルカラー作品《The Coloured Sky:New WomenⅡ(彩色天空:新女性Ⅱ)》(2014)が展示された。フードンはこの色鮮やかな世界に何を込めたのか? 来日した本人に話を聞いた。
自身も作家として活動する澤田育久が代表を務める「The White」。ここは写真を中心としながらも、インスタレーションや彫刻など、幅広い表現の実験の場を目指して設立された。「The White」をオープンした経緯や自身のこれまでの活動、 スペースの今後の展望について、澤田に話を聞いた。
タイルを巡る「文脈」を素材に制作活動を行う中村裕太。2018年1月27日までギャラリー小柳で個展「柳まつり小柳まつり」を開催する作家に、作品について聞いた。
人生の不条理をブラック&ホワイトの世界でコントラバーシャルに描く写真家、ロジャー・バレン。東京では初となる個展の開催、さらに過去40年間の活動を回顧する作品集『バレネスク』を刊行した作家に、他の追随を許さない強靱な美意識の源泉について聞いた。
現代美術を中心に、 従来の境界線を押し広げて次の社会を創造するアーティストTHE EUGENE Studio(ザ ・ ユージーン ・スタジオ)。資生堂ギャラリーで11月21日から開催される個展「1/2 Century later.」では、1968年をひとつのモチーフに、 「あれから半世紀(あるいはこれから半世紀)」 を主題とした未発表のインスタレーションを展示する。これを前に、THE EUGENE Studio創業者のEugene Kangawaとインディペンデント・キュレーターの長谷川新が対談を行った。
「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイ代表の前澤友作が創設した現代芸術振興財団。この財団が主催する学生対象のアワード「第4回CAF賞作品展」が11月5日まで代官山で行われた。会場で自身のコレクションを惜しげもなく展示した前澤。その狙いと、若手作家育成にかける思いを聞いた。
多彩な活動で人々や社会と関係してきた小山友也。11月19日までOpen Letterで個展「COUNTERWEIGHT」を開催中の作家に、作品について聞いた。
1983年、京橋に開廊したギャラリー椿では、絵画、版画、立体など、詩情のある作品を数多く紹介してきた。取扱作家は現在約50名。その多くがオープン以降、継続的に紹介してきた作家たちだという。代表を務める椿原弘也に、これまでの活動や、ギャラリーと作家との関係性の話を聞いた。
ドイツとインドネシアを拠点に世界各国でパフォーマンスを行うムラティ・スルヨダルモ。東南アジア現代美術の大規模展覧会で5時間にわたるパフォーマンスを見せたアーティストは何を思い、自らの身体を駆使し続けるのか。作品の背景とそこに懸ける思いを聞いた。
昨年秋、東京・中目黒にオープンしたアートがあるレストラン「PAVILION」で1周年を記念するイベント「MEET@ART」が行われた。「アートを介して人と出逢う」をテーマに、サカナクションの山口一郎が登場。自身初となるインスタレーションを披露し、スマイルズ代表の遠山正道とトークを行った。
坂茂が設計したことでも知られるポンピドゥー・センターの分館、ポンピドゥー・センター・メッス。ここで現在、日本の建築に焦点を当てた展覧会「ジャパン-ネス Japan-ness 1945年以降の日本の建築と都市計画」展が開催されている。なぜいま、ポンピドゥー・センターはこの展覧会を開いたのか? その経緯を同展キュレーターのフレデリック・ミゲルーに聞いた。