「日常」を撮り続けるのはなぜか? 写真家・松本美枝子インタビュー
「日常」をテーマに写真を撮り続ける松本美枝子。9月5日より銀座のガーディアン・ガーデンで始まった個展「ここがどこだか、知っている。」で見せる震災後の「日常」とは何か? 作家に話を聞いた。
「日常」をテーマに写真を撮り続ける松本美枝子。9月5日より銀座のガーディアン・ガーデンで始まった個展「ここがどこだか、知っている。」で見せる震災後の「日常」とは何か? 作家に話を聞いた。
1985年に開廊したギャラリーなつかは、約30年にわたって絵画、版画、立体、インスタレーションなど、幅広い作品を展示。中堅作家のいっぽうで、今後活躍の期待される若手作家も精力的に紹介してきた。代表を務める長束成博に、これまでの活動と今後の展望について話を聞いた。
動きとオブジェからなるインスタレーション作品を継続的に制作している小林椋。9月12日からNTTインターコミュニケーション・センター[ICC]で展示を行う作家に、作品について聞いた。
ミニマリズムを代表するアーティストとして知られるダン・フレイヴィンの個展が現在、東京・表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京で開催されている。蛍光灯だけを使い、数々の名作を生み出したフレイヴィンの魅力とは何か? そしてその作品はどこにつながっているのか? ライゾマティクスリサーチを率い、光を使った表現を数多く生み出す真鍋大度と、YCAMでアーティスティック・ディレクターを務め数々のメディア・アート展を手がけてきた阿部一直が語る。
5月6日から6月17日まで東京のギャラリー「ART&SCIENCE GALLERY LAB AXIOM」で開催された「BLACK BOX(#ブラックボックス展)」は3万人以上の来場者が詰めかけ、最終日には国内ギャラリーでは過去類を見ない6時間待ちの行列ができるほどの盛況をみせたが、後に会場内での痴漢被害を訴える女性が現れるなど、展覧会の枠を超えた騒動を引き起こした。そこで同展主催者である「なかのひとよ」に、展覧会で発生した経緯について話を聞いた。
2002年からコラボレーションを開始し、現在ベルリンを拠点に活動しているジェイ・チュン&キュウ・タケキ・マエダが日本初の個展を開催した。批評への問い、美術史の参照、芸術的感化や自己反照を探求しながら、アートに関わる末梢の物語を皮肉とユーモアをもって描き出す。
現在、小山田圭吾のソロ・プロジェクト、コーネリアスによる約11年ぶりのフルアルバム『Mellow Waves』が発売中だ。叔父であり、日本を代表する現代版画家でもある中林忠良がジャケットをつとめた本作について、コーネリアスに聞いた。
2015年のオープン後、週末限定のギャラリーとして若手作家を中心に紹介。今年5月にはアーツ千代田 3331へと拠点を移し、作家とともにメッセージを発信する場を目指す「Open Letter」。ギャラリーを共同運営する山内真、中庭佳子に、いま2人が考えていること、今後の展望について話を聞いた。
映像、インスタレーション、写真、絵画といったメディアを用いて、自らの経験や社会と向き合いながら制作を行う潘逸舟。8月5日までURANOにて個展を開催している作家に、作品について聞いた。
これまで日本では「だまし絵」の文脈で紹介されながら、一度も回顧展が開かれることがなかったイタリアの画家ジュゼッペ・アルチンボルド。日本初の本格的な回顧展はなぜこのタイミングで実現したのか? 担当学芸員の渡辺晋輔(国立西洋美術館主任研究員)と共催者であるNHKプロモーションの古川法子に話を聞いた。
タイの映像作家アピチャッポン・ウィーラセタクンの個展「Memoria」が、7月7日〜8月4日にSCAI THE BATHHOUSEで開催される。本インタビューは、映像研究の中村紀彦が、アピチャッポンに関する修士論文執筆の参考として取材したものである。収録は2016年12月だが、アピチャッポン作品に関する多角的なトピックが展開され、2016年のアピチャッポンの動向を総括したものでもあるため、ここに掲載する。
2006年にスタートした新進アーティストの活動を応援する公募展「shiseido art egg」(シセイドウ アートエッグ)が今年、11回目の開催を迎える。今年選出された吉田志穂、沖潤子、菅亮平の3名はそれぞれどのような表現でこの展覧会に挑むのか。連続インタビューの第三弾では7月28日から個展を開催する菅亮平に話を聞く。
1983年、銀座に開廊したギャラリーQは、日本の若手作家が世界で活動するきっかけをつくると同時に、韓国や中国、東アジアの作家たちを積極的に紹介してきた。画廊の枠組みを超え、展覧会の企画やプロデュースなども行う代表の上田雄三に、これまでの活動や使命について話を聞いた。
スケーターとしての身体感覚や、展示の際の映り込みなどを作品に取り入れ、写真という枠にとらわれず平面や立体を考察してきた水木塁。7月15日からgallery αMで個展を開催する作家に、作品について聞いた。
2006年にスタートした新進アーティストの活動を応援する公募展「shiseido art egg」(シセイドウ アートエッグ)が今年、11回目の開催を迎える。今年選出された吉田志穂、沖潤子、菅亮平の3名はそれぞれどのような表現でこの展覧会に挑むのか。連続インタビューの第二弾では6月30日から個展を開催する沖潤子に話を聞く。
来年10周年を迎える名古屋のgallery Nが今年、東京にもスペースをオープン。10畳ほどの小さなスペースは実際の社宅であり、今後は東京と2か所を拠点に、若手作家の作品を中心に紹介していく。代表の二宮由利香に、設立の経緯と展望を聞いた。
フランスの現代美術ギャラリー「ペロタン」がパリ、香港、ニューヨーク、ソウルに続き、6月7日に東京・六本木に新スペースをオープンさせた。場所は森美術館や小山登美夫ギャラリーなどが入居するcomplex665にほど近く、多くのギャラリーが軒を連ねるピラミデビル。創設者であるエマニュエル・ペロタンに東京出店の狙いと日本への想いを聞いた。
写真を中心とした様々な手法を用い、複数の時間や空間が重なり合うようなしかけを持つ作品を制作するアーティスト・野沢裕。6月18日までKAYOKOYUKIで個展を開催中の作家に、作品について聞いた。
グラフィティに用いられるスプレーを使い、世界の名画を引用した絵画など、美術作品の価値を問う作品を発表してきたMADSAKI。5月19日から始まる個展で自身の愛妻をモチーフとした新作を発表する作家に、制作の背景や、活動を貫く「ストーリー」を聞いた。
2006年にスタートした新進アーティストの活動を応援する公募展「shiseido art egg」(シセイドウ アートエッグ)が今年、11回目の開催を迎える。今年選出された吉田志穂、沖潤子、菅亮平の3名はそれぞれどのような表現でこの展覧会に挑むのか。連続インタビューの第一弾では6月2日から個展を開催する吉田志穂に迫る。