INTERVIEW

長谷川新と網守将平が「不純物と免疫」で探る展覧会の理想型

トーキョーワンダーサイト本郷が名称を変更し、新たに「トーキョーアーツアンドスペース本郷」として生まれ変わった。そのこけら落としとなる展覧会「不純物と免疫」が10月14日からスタートした。インディペンデント・キュレーターの長谷川新が、初めて東京で手がける展覧会となる本展。展覧会ロゴやタイアップ曲など、さまざま試みで展覧会のあり方自体を問いかける本展について、長谷川とタイアップ曲を提供した音楽家の網守将平が語る。

INTERVIEW

六本木に出現した巨大なホッキョクグマが訴えるものとは? パオラ・ピヴィに聞く

今年6月に六本木にオープンしたギャラリー「ペロタン」でオープニング第2弾として、イタリア出身のアーティスト、パオラ・ピヴィの個展「They All Look The Same」が11月11日まで開催されている。巨大で色鮮やかなホッキョクグマが目を引く本展でピヴィは何を伝えようとしているのか? 本人に話を聞いた。

INTERVIEW

東京の変化が加速するいまこそ、改めて紐解きたい。浮世絵不朽の名作『広重 名所江戸百景』

浮世絵ファンのみならず、幅広い層に人気のある「名所江戸百景」(目録を含む全120作品)。今秋、太田記念美術館のコレクションをまとめた新刊『広重 名所江戸百景』(日英バイリンガル)が、美術出版社より発売。太田記念美術館の学芸員で、本書の執筆、監修を担当した日野原健司(主席学芸員)と渡邉晃(主幹学芸員)に、その魅力、楽しみ方について話を聞いた。

INTERVIEW

【ギャラリストの新世代】 Gallery 38 堀内晶子

2016年のオープンから土と火に真摯に向き合いながら陶の作品を手がける植松永次や、様々な動物を表情豊かに造形するステファニー・クエールらによる現代美術作品を紹介してきたGallery 38。ギャラリーを立ち上げた経緯や今後の展望について、代表の堀内晶子に話を聞いた。

INTERVIEW

Kickstarterは日本のアートシーンを変えるのか? CEOヤンシー・ストリックラーに聞く

2009年にアメリカで誕生し、いまや世界最大級のクラウドファンディングサービスである「Kickstarter」(キックスターター)が今年9月、日本でのサービスを正式にスタートさせた。「Kickstarter」は日本のアートシーンにどのような影響を与えるのか? 同社創業者の一人でCEOのヤンシー・ストリックラーに話を聞いた。

INTERVIEW

【ギャラリストに聞く】 ギャラリーなつか 長束成博

1985年に開廊したギャラリーなつかは、約30年にわたって絵画、版画、立体、インスタレーションなど、幅広い作品を展示。中堅作家のいっぽうで、今後活躍の期待される若手作家も精力的に紹介してきた。代表を務める長束成博に、これまでの活動と今後の展望について話を聞いた。

INTERVIEW

真鍋大度と阿部一直が語る、 ダン・フレイヴィンから連なる「メディア・アートへの系譜」

ミニマリズムを代表するアーティストとして知られるダン・フレイヴィンの個展が現在、東京・表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京で開催されている。蛍光灯だけを使い、数々の名作を生み出したフレイヴィンの魅力とは何か? そしてその作品はどこにつながっているのか? ライゾマティクスリサーチを率い、光を使った表現を数多く生み出す真鍋大度と、YCAMでアーティスティック・ディレクターを務め数々のメディア・アート展を手がけてきた阿部一直が語る。

INTERVIEW / PROMOTION

「ブラックボックス展」とその騒動はなんだったのか? 主催者「なかのひとよ」に聞く

5月6日から6月17日まで東京のギャラリー「ART&SCIENCE GALLERY LAB AXIOM」で開催された「BLACK BOX(#ブラックボックス展)」は3万人以上の来場者が詰めかけ、最終日には国内ギャラリーでは過去類を見ない6時間待ちの行列ができるほどの盛況をみせたが、後に会場内での痴漢被害を訴える女性が現れるなど、展覧会の枠を超えた騒動を引き起こした。そこで同展主催者である「なかのひとよ」に、展覧会で発生した経緯について話を聞いた。

INTERVIEW

美術に対抗することへの興味。 ジェイ・チュン&キュウ・タケキ・マエダに聞く

2002年からコラボレーションを開始し、現在ベルリンを拠点に活動しているジェイ・チュン&キュウ・タケキ・マエダが日本初の個展を開催した。批評への問い、美術史の参照、芸術的感化や自己反照を探求しながら、アートに関わる末梢の物語を皮肉とユーモアをもって描き出す。

INTERVIEW

【ギャラリストの新世代】 Open Letter 山内真・中庭佳子

2015年のオープン後、週末限定のギャラリーとして若手作家を中心に紹介。今年5月にはアーツ千代田 3331へと拠点を移し、作家とともにメッセージを発信する場を目指す「Open Letter」。ギャラリーを共同運営する山内真、中庭佳子に、いま2人が考えていること、今後の展望について話を聞いた。

INTERVIEW

なぜ日本初のアルチンボルド展は実現したのか? 担当学芸員にその舞台裏を聞く

これまで日本では「だまし絵」の文脈で紹介されながら、一度も回顧展が開かれることがなかったイタリアの画家ジュゼッペ・アルチンボルド。日本初の本格的な回顧展はなぜこのタイミングで実現したのか? 担当学芸員の渡辺晋輔(国立西洋美術館主任研究員)と共催者であるNHKプロモーションの古川法子に話を聞いた。

INTERVIEW

感覚そのものをとらえる。アピチャッポン・ウィーラセタクンインタビュー

タイの映像作家アピチャッポン・ウィーラセタクンの個展「Memoria」が、7月7日〜8月4日にSCAI THE BATHHOUSEで開催される。本インタビューは、映像研究の中村紀彦が、アピチャッポンに関する修士論文執筆の参考として取材したものである。収録は2016年12月だが、アピチャッポン作品に関する多角的なトピックが展開され、2016年のアピチャッポンの動向を総括したものでもあるため、ここに掲載する。

INTERVIEW

ホワイトキューブは問いかける。 「第11回shiseido art egg」 菅亮平インタビュー

2006年にスタートした新進アーティストの活動を応援する公募展「shiseido art egg」(シセイドウ アートエッグ)が今年、11回目の開催を迎える。今年選出された吉田志穂、沖潤子、菅亮平の3名はそれぞれどのような表現でこの展覧会に挑むのか。連続インタビューの第三弾では7月28日から個展を開催する菅亮平に話を聞く。

INTERVIEW / PROMOTION

【ギャラリストに聞く】 gallery Q 上田雄三

1983年、銀座に開廊したギャラリーQは、日本の若手作家が世界で活動するきっかけをつくると同時に、韓国や中国、東アジアの作家たちを積極的に紹介してきた。画廊の枠組みを超え、展覧会の企画やプロデュースなども行う代表の上田雄三に、これまでの活動や使命について話を聞いた。

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