
とんだ林蘭が有田焼とコラボ。自身のライフスタイルブランド「MAD FRUITS」から口紅型のフラワーベースやランプシェードを発表
アーティストのとんだ林蘭がプロデュースするライフスタイルブランド「MAD FRUITS(マッドフルーツ)」が、有田焼とのコラボレーションが中心の新コレクションを発表。現在、公式通販サイトで数量限定にて販売されている。

アーティストのとんだ林蘭がプロデュースするライフスタイルブランド「MAD FRUITS(マッドフルーツ)」が、有田焼とのコラボレーションが中心の新コレクションを発表。現在、公式通販サイトで数量限定にて販売されている。

ブラジルのサンパウロを拠点に活動を行うアーティスト、パロマ・ボスケの東京初個展「ダークマター」が、原宿のBLUM&POEで開催される。様々なフォーマットやスケールのコンポジションによって、きわめて繊細な世界を生み出してきたボスケの感覚に触れたい。会期は2020年1月25日~2月29日。

2019年の4月から約1ヶ月間、アルゼンチン・ブエノスアイレスでのレジデンスに参加した大﨑のぶゆき。本展では、現地で生活する日系移民たちの記憶や思い出についてのリサーチを起点にした作品を発表した。独自の理論を展開する作家の試みを、アート・メディエーターのはがみちこが論じる。

ヤドカリや犬といった動物との協働による作品を発表するアーティスト、AKI INOMATA。北九州市立美術館での個展「相似の詩学──異種協働のプロセスとゆらぎ」展は、「他者」という概念や、ヒトと生物の共存、生と死のプロセスについて、鑑賞者に思考をめぐらせる。ダナ・ハラウェイや共生論を専門とする学術運動家/野良研究者の逆卷しとねが、本展について論じる。

大谷将弘と今福華凜によるファッションレーベル「PUGMENT」が、2020年春夏コレクション「Purple Plant」を発表。東京都現代美術館の企画展「MOTアニュアル2019 Echo after Echo:仮の声、新しい影」で、本コレクションのインスタレーション展示のほか、一夜限りのファッションショーも行った。戦後の占領下で言葉が失われた世界を舞台に、Tシャツの文字から歴史を復元しようと試みた本コレクションは、短命な流行を繰り返す現代のファッションシーンにどう作用するだろうか? 国立新美術館特定研究員の小野寺奈津がレビューする。

黒瀬陽平が率いるアーティストグループ・カオス*ラウンジによる配信型のネットスクール「カオス*ラウンジの芸術動画」。その「芸術動画」のイベント「芸術動画ヤミ市 ――冬のマーケット」が、12月27日〜28日早朝にかけて東京・京浜島のBUCKLE KÔBÔにて開催され、アーティストの作品展示や販売、パフォーマンスが行われる。

彫刻家、テア・ジョルジャゼの個展「All」が、東京・東麻布のTake Ninagawaで開催されている。会期は2020年1月18日まで。

27回目の開催を迎える「VOCA展2020」の受賞者が発表された。大賞の「VOCA賞」を受賞したのは、アーティストデュオ・Nerhol(田中義久・飯田竜太)。

オークションに出品された作者不明のとある絵画。この作品を巡って老画商とその孫が秘密を紐解いていく映画『ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像』が、 2020年2月28日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかで公開される。

多摩美術大学の全学科が実施する卒業制作・大学院修了制作展が2020年1月と3月に分けて開催される。会期中は各学科の学部卒業生および大学院修了生の作品が八王子キャンパス内に一堂に集結。また、今年度は開学以来初の試みとなる、7学科合同開催の「選抜展」も実施される。

東京・六本木のYutaka Kikutake Galleryによる期間限定イベント「アーティスト・カクテルズ―愛すべきアートの話し」が、渋谷パルコの「OIL by 美術手帖」ギャラリーで開催される。「お酒とアート」をテーマに、田幡浩一やNerholをはじめとする6名のアーティストによるオリジナルカクテルや作品の展示販売が行われる。会期は2020年1月8日〜13日。

2018年9月に世を去った女優・樹木希林。樹木希林の愛用品や写真、映像、残した言葉によって、その軌跡を振り返ることのできる展覧会「樹木希林 遊びをせんとや生まれけむ展」が、2020年1月1日に横浜・そごう美術館で開催されている。

2020年3月21日にリニューアル開館を迎える京都市京セラ美術館が、プレオープンイベントとして「CELEBRATING COLORS!」を開催。高木正勝、鬼頭健吾、髙橋匡太の3作家が参加した。

第3回
現代美術の手法のひとつ「アプロプリエーション」は、過去の他者の作品の一部または全部を自身の作品に取り込むものとして、様々なアーティストたちが実践してきた。しかしアプロプリエーションをめぐっては裁判沙汰に発展するケースもある。そこで今回は過去の判例を紹介し、時代とともに変わるアプロプリエーションの受容のされ方を紐解く。

ゴッホからダムタイプまで、年末年始も見ることのできる展覧会をピックアップ。首都圏を中心に、主に2020年1月2日から開館する美術館を紹介する。長期休暇中のお出かけの参考にしてほしい。

1850年代から1930年代後半までの80年間で、芸術がもっとも成熟したスペイン・カタルーニャ自治州の州都バルセロナ。ガウディやピカソ、ミロ、ダリなどが多彩な活動を繰り広げた同地の熱気を伝える作品約130点を紹介する「奇蹟の芸術都市バルセロナ」展が、東京ステーションギャラリーに巡回する。会期は2020年2月8日〜4月5日。

12月22日までに終了する展覧会のなかから、とくに注目したい3つをピックアップして紹介する。この機会をお見逃しなく。

ゴッホ、ゴーガンに加えボナール、ヴァロットンなど「ナビ派」の画家たちが追究した親密なテーマのなかから子供に焦点を当て、都市生活や近代芸術と子供との関係を検証する「画家が見たこども展」が、三菱一号館美術館で開催される。油彩、版画、素描、挿絵本など約100点が集まる本展の会期は、2020年2月15日〜6月7日。

日本最大級のアートフェア「アートフェア東京2020」の関連プログラムとして、「World Art Tokyo」が、2020年3月19日〜22日に東京国際フォーラムのロビーギャラリーで開催される。「―反転させる、さびを視る―(Flip Over, See the Rust)」をテーマに次回では、38ヶ国のアーティストによる平面や立体、パフォーマンス作品が紹介される。

植物と人間の関係性への疑問から、ペインティングを中心にドローイングや彫刻、インスタレーション、サウンドパフォーマンスなど、多岐にわたるメディアで作品を発表してきた平子雄一。12月21日より始まる新作個展『Memories』では、平子自身の記録から制作した新シリーズ「Perennial」も発表する。平子のアトリエにて、探求を続けてきたテーマや作品制作の手つきについて聞いた。