トビリシの構成主義建築や映画、文学を礎に。彫刻家テア・ジョルジャゼの個展「All」が開催中

彫刻家、テア・ジョルジャゼの個展「All」が、東京・東麻布のTake Ninagawaで開催されている。会期は2020年1月18日まで。

テア・ジョルジャゼ All 2012 (C)Thea Djordjadze Courtesy of Sprüth Magers and Take Ninagawa

 グルジア(現ジョージア)の首都トビリシ出身の彫刻家、テア・ジョルジャゼの個展「All」が、東京・東麻布のTake Ninagawaで開催されている。会期は2020年1月18日まで。

 ドイツに移住後は、クンストアカデミー・デュッセルドルフで同国を代表するコンセプチュアル・アーティストのひとり、ローズマリー・トロッケルに師事。トビリシで20~30年代に発展した構成主義建築や映画、文学に影響を受け、幅広いテーマを作品で扱ってきた。

 その作品は、これまでヴェネチアビエンナーレやドクメンタ、MoMA PS1などで紹介されるなど、国際的な評価も高い。現在もベルリンを拠点に活動を行っている。11月まで、スイスのヴィンタートゥール美術館で個展を開催していたジョルジャゼ。「All」と題された本展では、新作を見ることができる。

編集部

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