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100年前のパンデミックで犠牲となった画家エゴン・シーレ。その世界に浸る世界最大のオンラインデータベースをチェック

およそ100年前に発生したパンデミック、スペイン風邪。その犠牲となり、2018年に没後100年を迎えたのが、画家エゴン・シーレだ。その作品を総覧できるウェブサイト「egonschieleonline.org」をご存知だろうか?(本稿は2018年の記事を改訂したものです)

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いまこそ読みたい。アート・ブック10選

新型コロナウイルスの影響で自宅で過ごす時間も多い昨今。そこで、この機会にぜひ読んでおきたい美術書10冊をピックアップ。比較的手に入りやすい2010年以降の本をセレクトしてお届けする。

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「自粛と給付はセットだろ」は法的に正しいのか? 弁護士・行政法研究者が解説

政府や自治体による大規模イベント等の中止・延期等の要請や「不急不要」の外出自粛要請、そのような自粛を呼びかける報道等により、美術・演劇・音楽等、文化芸術活動を行うアーティストや関係者らがイベント中止等により損失を受けている。こうした損失は、法的に補償されるものなのか? 「自粛と給付」はセットかという問題について、文化芸術活動への助成に関する訴訟にも携わっている弁護士兼行政法研究者が解説する。

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コロナウイルス時代の芸術。いま、何がなされるべきか?

新型コロナウイルスの影響により、世界各国の文化セクターが大きな打撃を受けている。こうしたなか、文化政策に求められるものとは何か? フランス語圏ヨーロッパ・北米における現代舞台美術を専門とする早稲田大学教授・藤井慎太郎が、現状把握とともに提言する。

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「見る」「買う」「学ぶ」。自宅でアートを楽しむ方法まとめ

新型コロナウイルスの影響により、美術館の休館やアートイベントの中止・延期が相次ぎ、政府は不要不急の外出を控えるよう要請している。こうした状況のなかでも自宅でアートを楽しむことができる方法を、これまでウェブ版「美術手帖」に掲載した記事のなかからまとめて紹介する。

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「過去」との絶え間ない対話のために:《平和の少女像》をめぐって

あいちトリエンナーレ2019内の一企画だった「表現の不自由展・その後」。そのなかで展示されたキム・ウンソン&キム・ソギョンによる《平和の少女像》は、同展展示中止へと発展するきっかけのひとつとなった。大きな分断を可視化させたとも言えるこの作品について、小田原のどかが日韓関係を振り返りながら考察する。

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オラファー・エリアソンとは何者か? 日常生活の気づきを地球規模で作品化する唯一無二の存在

人間の知覚を問うインスタレーション作品のほか、環境問題についてのリサーチやプロジェクトで知られるオラファーは、いったいどのような人物なのか? オラファーの活動初期から親交を深め、その作品も所有するアートコレクター・宮津大輔がひも解く。

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語るのは人か、あるいは街か。檜山真有評 高山明《個室都市東京2019》《続・前橋聖務日課−あかつきの村ウォーク》

演劇ユニット・Port Bを主宰し、演劇的手法により実際の都市を使ったパフォーマンスなどを手がけてきた高山明。その作品における都市と人間、物語の関係性をどうとらえるか。昨年発表された2つの作品から、キュレーターの檜山真有が論じる。

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時間の強制性と、それを反射する作品群。石川卓磨評 第12回恵比寿映像祭「時間を想像する」

2008年から毎年、恵比寿の東京都写真美術館を中心として展示、上映、イベントなどを複合的に行ってきた恵比寿映像祭の第12回が「時間を想像する」をテーマに開催。そして閉幕直後からは、新型コロナウイルスが世界中に大きな影響を与えている。誰もが「現在」という時間性に従わざるをえないこの状況下で、「時間とは何か」を問う作品群をどのように捉えなおすことができるのか? アーティストの石川卓磨がレビューする。

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男性性の実態を紐解くグレイソン・ペリーのジェンダー論から長谷川愛によるアイデア実践の手引きまで。4月号新着ブックリスト(2)

新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を取り上げる、雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナー。グレイソン・ペリーが固定観念としての男性性に疑問を投げかける『男らしさの終焉』や、長谷川愛が自身の作品が生まれた経緯からアイデアの実践方法を導き出す『20XX年の革命家になるには─スペキュラティヴ・デザインの授業』など、注目の新刊を3冊ずつ2回にわたり紹介する。

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炭鉱美術の研究から大山エンリコイサムによるストリート・アート分析まで。4月号新着ブックリスト(1)

新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を取り上げる、雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナー。炭鉱にまつわる多様な芸術文化活動を精査した『炭鉱と美術 旧産炭地における美術活動の変遷』や、大山エンリコイサムが文化的文脈のなかでストリート・アートを紹介する『ストリートアートの素顔 ニューヨーク・ライティング文化』など、注目の新刊を3冊ずつ2回にわたり紹介する。

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『映像研には手を出すな!』と「プロセス」を描く映像文化

2020年1月より放送を開始した大童澄瞳のマンガを原作に、湯浅政明が監督したアニメ『映像研には手を出すな!』。アニメーションづくりにのめり込む3人の女子高生の姿を、高い作画技術と演出によって描いた本作。映画史・映像文化論の研究者・渡邉大輔が、他作品とともに本作を検証しながら、今日に隆盛する「プロセスを描く映像文化」について分析する。

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