
ひろしま美術館をまるごと体感する。開館40周年を記念し、所蔵コレクションを一挙公開
2018年11月3日に開館40年を迎えるひろしま美術館。節目の年にあたって、所蔵コレクションを全館で一堂に展示する「まるごと ひろしま美術館展2018」が開催される。会期は9月1日〜30日。

2018年11月3日に開館40年を迎えるひろしま美術館。節目の年にあたって、所蔵コレクションを全館で一堂に展示する「まるごと ひろしま美術館展2018」が開催される。会期は9月1日〜30日。

現代アートシーンを牽引する美術家・塩田千春の個展が、新宿のケンジタキギャラリー東京で開催中だ。本展では、塩田の代表作のひとつとして知られる「Endless Line」シリーズの新作とドローイングなどが公開されている。会期は9月15日まで。

KADOKAWAが東京都墨田区との共同主催事業として「Edo⇄2018 すみだ川再発見! ふねと水辺のアートプロジェクト」を、9月2日のキックオフ企画を皮切りにスタート。本プロジェクトでは、国内外で活躍するアーティストの鈴木康広、西野達、野口一将の3名が、隅田川を舞台に水辺空間を活用したアート作品を展開している。

オーケストラを耳と目だけではなく、全身で音楽を「体験」する「変態する音楽会」が8月27日、東京オペラシティコンサートホールにて行われた。ピクシーダストテクノロジーズCEOの落合陽一、日本フィルハーモニー交響楽団という異色のタッグで実現したこの音楽会の様子をレポートする。

大学時代より一貫して、自分の内側に眠る「何か」と対峙することを作品の根底に、腰から上が歪み、引き伸ばされ、溶解したような人型の大型漆造形作品「BODY」を制作してきた青木千絵。京都のギャラリー「現代美術 艸居(そうきょ)」にて、大型作品など約10点を発表する個展が開催される。会期は9月8日〜29日。

「梅ラボ」の名でも知られるアーティストの梅沢和木と、彫刻家のTAKU OBATA。ふたりの初共演となる東京・外苑前のワタリウム美術館での展覧会「梅沢和木 × TAKU OBATA 超えてゆく風景」の様子を、コメントとともに紹介する。会期は9月1日〜12月2日。

ポケットモンスターの人気キャラクター「イーブイ」と9組のクリエイターがコラボレーションし、作品を展示する「EVs+cafe」が六本木ヒルズで9月1日からスタートする。会期は9月9日まで。

現代美術家・杉本博司が建築家・榊⽥倫之とともに2008年に設立した建築設計事務所「新素材研究所」。その10年にわたる活動を紹介する企画展「新素材研究所・ -新素材×旧素材-」が東京・天王洲の建築倉庫ミュージアムで開催される。会期は10月21日〜2019年1月14日。

アーティスト志望の学生たちの登竜門として、毎年若き才能を見出してきた老舗のアートコンペ「学展」。今年で68回目を迎えた同コンペの大賞を片山開陽《雪山に住む》が受賞した。今年も大賞受賞者には、パリ・ルーヴル美術館の地下にあるカルーゼル・ド・ルーヴルで作品を展示する権利が与えられる。

彫刻家・戸谷成雄の新作展「直方体の三等分・四等分」が、名古屋のケンジタキギャラリーで開催される。会期は9月8日〜10月13日。

画家・石川順惠の個展が、東京・原宿のBLUM & POEで開催される。本展は、石川が2014年から現在にわたって取り組んでいる「Impermanence」(=非永続性)シリーズを中心に構成されるもの。会期は9月1日〜10月20日。

クリスティーズがオークションハウスとしては世界で初めて、人工知能(AI)が制作した作品をオークションで販売する。この試みにマーケットはどのような反応を示すのだろうか?

ドイツ・ウィースバーデンで9月2日まで開催中のウィースバーデン・ビエンナーレ。「悪いニュース」がテーマの芸術祭の一環で設置されたトルコのエルドアン大統領像に地元住民から抗議が殺到し、8月29日に撤去された。

1980年代より一貫して「樹と空と」を描き続ける画家・日高理恵子。これまでの活動を振り返る集大成的作品集『日高理恵子作品集1979-2017』の発行を記念し、東京・六本木の小山登美夫ギャラリー、東京・銀座の森岡書店の2会場で個展「見ること─ 作品集1979-2017より」が開催される。会期は9月8日〜10月6日(小山登美夫ギャラリー)、9月25日〜30日(森岡書店)。

今年4月、東京・馬喰町での美術家・原田裕規の個展「心霊写真/ニュージャージー」が注目を集めた。その続編である「心霊写真/マツド」が7月から8月上旬にかけて、名古屋にて開催された。誰もが知るモチーフを取り上げ、議論を喚起する作風が特徴の原田による代表的プロジェクトである本展を、愛知県美術館学芸員の副田一穂が考察する。

2018年8月3日に福島市の子育て支援施設「こむこむ館」前に設置されたヤノベケンジによる立体作品《サン・チャイルド》が、同施設前から撤去されることが発表された。撤去を求める批判を受けての対応となる。

舞踏家・室伏鴻の残した資料を整理するとともに、研究を中心に活動を展開してきた室伏鴻アーカイブ。その活動の一環として、写真家・平澤賢治による展覧会「EN」が北千住のアートスペース「BUoY」にて開催される。会期は8月30日〜9月9日。

海外で高い人気を博しながらも、日本ではこれまでまとまったかたちで紹介される機会の少なかった小原古邨(おはら・こそん)の展覧会「原安三郎コレクション 小原古邨展 ―花と鳥のエデン―」が茅ヶ崎市美術館で開催される。会期は9月9日~11月4日。

国立映画アーカイブ(旧・東京国立近代美術館フィルムセンター)では、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)が定めた10月27日の「世界視聴覚遺産の日」を記念し、毎年特別イベントを開催。今年は、映画監督のクリストファー・ノーランとワーナー・ブラザースの監修により、オリジナルネガから新たにプリントされた『2001年宇宙の旅』70ミリフィルムでの特別上映が行われる。開催日は10月6〜7日、11〜14日の6日間。

広島市のアートスペース、オルタナティブ・スペース・コアで、社会現象や問題をテーマに、ユーモアと批評性をそなえた視点で作品化する松田修の個展が開催された。「適者生存」の概念をキーワードとした本展を、広島市現代美術館学芸員の松岡剛がレビューする。