第4回

現代文明が失ったものを再帰的に取り戻すための装置としての現代美術──青森公立大学国際芸術センター青森(ACAC)を巡って

『地域アート 美学/制度/日本』などの著書で知られる批評家・藤田直哉が青森県内にある5つの美術館・アート施設を巡る5回連載。第4回は、アーティスト・イン・レジデンス機能を有し、青森県内の現代美術の起爆剤となった青森公立大学国際芸術センター青森(ACAC)を訪れる。

第2回

卒業作家たちが語る武蔵野美術大学の魅力:第2回 かっぴー

2学部12学科を擁する武蔵野美術大学(ムサビ)は、これまでに数々の作家やクリエイターを世に送り出してきた。世に出たつくり手たちがこの大学で何を学び、どんな経験をしたのか。第2回はマンガ家・かっぴーに自身のムサビ時代の思い出、そして現在の仕事につながる当時の経験をマンガで描きおろしてもらうとともに、インタビューを行った。(PR)

静嘉堂文庫美術館が丸の内に移転・開館。130年の時を超え、都心の新たなアートスポットに

岩﨑彌之助(1851〜1908)とその息子・小彌太(1879〜1945)の父子二代によるコレクションを収蔵・公開する静嘉堂文庫美術館が、東京・丸の内の明治生命館に移転。愛称「静嘉堂@丸の内」を携え、新たなスタートを切った。都心で良質な日本美術・東洋美術を鑑賞できるスポットとなる。

NEWS / REPORT

【DIALOGUE for ART Vol.8】「自己」と「他者」、異なるモチーフをアートで深く掘り下げていく

「OIL by 美術手帖」がお送りする、アーティストの対談企画。今回は、T9G(TAKUJI)と松山しげきが登場。現代に生きる人間のありようをテーマに、インスタレーションや絵画で表現を続けてきた松山と、フィギアの造形師だったキャリアを生かし技巧に富んだ立体作品を手がけるT9Gに、今年新設したばかりという松山のアトリエで話を聞いた。

INTERVIEW / OIL

「具体」解散から50年。「すべて未知の世界へ ー GUTAI 分化と統合」が大阪中之島美術館と国立国際美術館で共同開催へ

前衛画家・吉原治良が創始した具体美術協会(具体)の解散から50年となった2022年。具体の新たな姿の構築を試みる展覧会「すべて未知の世界へ ー GUTAI 分化と統合」が大阪中之島美術館と国立国際美術館で共同開催される。会期は10月22日〜2023年1月9日。

NEWS / EXHIBITION

PREMIUM

第5回

桑田卓郎のアトリエを訪ねて。「伝統技法を用いつつ、器を自分なりに、自由に変容させていきたい」

アーティストは日頃どんな場で、何を考えどう制作を進めているのか。「創造の現場」を訪ね、問うてみたい。あなたはどうしてここで、そんなことをしているのですか?と。今回お邪魔したのは、陶芸を現代美術と融合させる第一人者、桑田卓郎さんのアトリエだ。