
過去最大級の竹久夢二展が東京ステーションギャラリーで開催。初公開含む500点でその生涯を探る
竹久夢二は大正時代に活躍した画家。500点の作品が集結する展覧会が東京ステーションギャラリーで開催される。会期は5月19日~7月1日。

竹久夢二は大正時代に活躍した画家。500点の作品が集結する展覧会が東京ステーションギャラリーで開催される。会期は5月19日~7月1日。

写真家・荒木経惟が1980年代中期より約25年間にわたり制作してきた映像作品シリーズ「アラキネマ」。その中から2作品の上映会が東京・恵比寿のNADiffで行われる。会期は4月13日〜22日。

戦後日本美術界を代表する画家のひとり、加山又造。文化勲章を受章したほか、海外でも個展を多数開催するなど、国内外で高い評価を得てきた加山の作品と、その作品を現代のクリエイターたちが再解釈して様々な表現手法により提示する展覧会「Re 又造 MATAZO KAYAMA」が東京・恵比寿のEBiS303イベントホールで2018年4月11日から5月5日まで開催されている。

食への関心を起点にしながら、身体と思考の相互関係の不明瞭さを主軸に作品を制作している川内理香子の個展「Tiger Tiger, burning bright」が、東京・文京区のWAITINGROOMで2018年5月19日から6月17日まで開催される。

第2回
アーティスト・桑久保徹による連載の第2回。2018年1月、小山登美夫ギャラリー(東京)での個展で発表された「カレンダーシリーズ」は、桑久保が尊敬する画家の生涯をひとつのキャンバスに込めて描いたシリーズ。美術史の中にいる多くの作家から、桑久保の選んだピカソ、フェルメール、アンソール、セザンヌ、スーラ、ゴッホの6人を表現した。この連載では、その制作にいたった経緯や葛藤、各作家との対話で見えてきた感情、制作中のエピソードが織り込まれた個展のためのステートメントを、全8回にわたってお届けする。今回は、5月のセザンヌとの対面、そしていつの間にか去ってしまった夏の話。

国立新美術館の中でもっとも大きな展示室に、須藤玲子と、須藤が主宰するテキスタイルメーカー「布」のメンバーがデザインしたこいのぼり約300点が集結。コラボレーターとして展示デザイナーのアドリアン・ガルデール、そしてライゾマティクスの齋藤精一が参加し、5月28日まで開催される。

動物や女の子をモチーフにしたイラストをはじめ、イラストを重ねた風景写真に「3本の線」を描き込むとんぼせんせいの展覧会が、東京・銀座のガーディアン・ガーデンで開催される。会期は2018年5月8日〜6月1日。

2018年アカデミー賞受賞で話題の映画『シェイプ・オブ・ウォーター』のポスターを手がたことでも話題のアーティスト、ジェームス・ジーンが絵師となりアダチ版画研究所とともに現代の浮世絵を制作。100部限定で発売された。

心と身体、発達のリハビリテーション、病理をテーマに作品を手がけるアーティスト・大崎晴地が立ち上げた「《障害の家》プロジェクト」。その第2弾となる展示「HYPER-CONCRETENESS――フィクションと生活」が2018年3月に開催された。障害を持つ人の視点をくみ取り、「家」そのものが舞台となった本展に哲学者・小倉拓也が迫る。

20世紀初頭から様々な分野で活動した中欧チェコの芸術家兄弟、兄ヨゼフ・チャペックと弟カレル・チャペック。この兄弟の作品の中から、「子どもの世界」をテーマにした展覧会が東京・松濤美術館で開催中だ。会期は2018年4月7日〜5月27日。

5月から7月にかけて、1年のうちでもっとも緑が美しい季節を迎える兵庫県・六甲山にて、野外写真展「初夏の花めぐり ROKKOフォトグラフィックガーデン」が初開催される。会期は2018年5月11日~7月31日。

第1回
アーティスト・桑久保徹による連載がスタート。2018年1月、小山登美夫ギャラリー(東京)での個展で発表された「カレンダーシリーズ」は、桑久保が尊敬する画家の生涯をひとつのキャンバスに込めて描いたシリーズ。美術史の中にいる多くの作家から、桑久保の選んだピカソ、フェルメール、アンソール、セザンヌ、スーラ、ゴッホの6人を表現した。この連載では、その制作にいたった経緯や葛藤、各作家との対話で見えてきた感情、制作中のエピソードが織り込まれた個展のためのステートメントを、全8回にわたってお届けする。第1回は、シリーズを描き始めた14年1月の所信表明から、4月の「ムンク」との対面まで。

これから活躍が期待される写真家やキュレーターの発掘・支援を目的に、2013年よりスタートしたアートプロジェクト「KG+」。「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2018」の連携したこのイベントでは、京都市内各所で、5つのプログラムを通して70以上の展示を展開する。会期は4月13日〜5月13日。

不気味な怪物たちがうごめく光景や、 幻想的な世界を絵画を描いたオディロン・ルドンの代表作が集まる展覧会が、ポーラ美術館にて開催。挿図・戯画に加え現代作家の作品を紹介することで、ルドンがこれまでに与えてきた影響を探る。会期は7月22日〜12月2日。

東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3にて、2018年4月18日より「Khadi インドの明日をつむぐ -Homage to Martand Singh-」展が開かれる。イッセイ ミヤケが取り入れ続けている、インドの伝統的テキスタイル「Khadi(カディ)」と、カディを広めた人物、マルタン・シンにフォーカスする展覧会だ。

ニューヨークのアートマガジン『VISIONAIRE』と、東京・銀座のTHE CLUBが共同企画展「FETISH」を2018年4月7日から5月4日に開催。アメリカを代表する写真家、スティーブン・クラインのほか、草間彌生やドナルド・ジャッドの作品も展示される。

メディアアーティストの落合陽一が、神宮前のGYREで個展を開催。近作や新作あわせて15点を、近年の制作のテーゼである「計算機自然」をモチーフに展示、構成する。会期は4月20日〜6月28日。

性的被害を告発する「#MeToo」の動きはハリウッドを発端に、政治、スポーツ、アートなど多方面に広がりを見せている。今回声をあげたのは、十数年にわたって写真家・荒木経惟の被写体となってきたダンサー、KaoRiだ。

「新しい才能の発見と育成(インキュベーション)」の考えの元、未来を切り開いていく才能のある人たちを応援し続けてきたパルコ。その取組の一環として「若手女子クリエイターの、表現作品の発表の場を提供する」ことを目的としたカルチャーイベント「シブカル祭(まつり)。」が、2018年5月に香港で開催される。会期は5月18日~29日。

インドネシアの現代アーティスト、アイ・チョー・クリスティンの日本の美術館では初の個展が金沢21世紀美術館で開催される。初期のドライポイントやドローイングから、本展のために制作された新作の大型絵画まで、約50点の作品を通して、その多面的な創作活動を紹介する。会期は2018年4月28日〜8月19日。