メディアアーティスト・落合陽一の新作や近年の作品を集めた個展「落合陽一、山紫水明∽事事無碍∽計算機自然」が神宮前のGYREで開催される。
本展では、「『映像と物質』の間の探求」をテーマにした近作や、「東洋の持っている<物化>の過程を詩的に体感する旅路」 として制作した新作など、全15作品を展示。
タイトルの「山紫水明 ∽ 事事無碍 ∽ 計算機自然」について、落合は「解像感のギャップや自然風景の美である山紫水明と、華厳の言葉でEnd to Endや物化の過程、全一の関係性を意味する事事無碍が、計算機の上の自然という形で連関しているような、一体感を意味した言葉」と語っている。
また、本展に先駆け、GYREの吹き抜けスペースでは、5月13日まで「Morpho Scenery in GYRE: Optical Scale and Mind Scale」が開催中。アナログ装置を用い風景を映像的に変形させる落合の作品《Morpho Scenery》が展示されている。