
400年前の最高傑作、ふたたび。 奇跡の木造建築「名古屋城本丸御殿」公開に向け山城大督+蓮沼執太によるスペシャルムービー発表
江戸期最先端技術の粋を集めた近世城郭御殿の最高傑作「名古屋城本丸御殿」が10年におよぶ復元計画を終え、6月8日に完成公開を迎える。全容を披露するにあたり、このたびスペシャルムービ一が発表された。監督を美術家の山城大督、楽曲を音楽家の蓮沼執太が手がける。

江戸期最先端技術の粋を集めた近世城郭御殿の最高傑作「名古屋城本丸御殿」が10年におよぶ復元計画を終え、6月8日に完成公開を迎える。全容を披露するにあたり、このたびスペシャルムービ一が発表された。監督を美術家の山城大督、楽曲を音楽家の蓮沼執太が手がける。

4年間にわたるシベリア抑留の記憶を起点に、絵画や立体作品を通して人間・生命に向き合い続けた宮崎進(しん)が5月16日に逝去。追悼展が現在、京橋の彩鳳堂画廊で開催中だ。会期は5月30日〜6月29日。

赤や緑、青ーー鮮やかな単色とシンプルなモチーフで構成された絵画を手がけるのは、中国の若手気鋭アーティスト、レン・ガンミン。ポスト80'sと称される世代に属する彼の作品は、ステレオタイプの中国現代美術とはかけはなれたイメージを展開している。日本で初となる個展を開催中のMAHO KUBOTA GALLRYにて、作品のテーマや世代感覚について、話を聞いた。

日本の少女マンガ史におけるSFの黎明期を担った萩尾望都(もと)。群馬・高崎市美術館にて、萩尾が手がけたカラーイラストレーション、コミック生原稿など、約400点の原画が集まる展覧会が開催される。会期は7月14日~9月9日。

時間と空間におけるドローイングの可能性を探求し続ける鈴木ヒラクと、絵画の構造を模索してきた清田泰寛。制作姿勢や個性が異なるふたりの作家の個展から、“ドローイング”の多様な可能性に迫る。

東京・天王洲の山本現代が、今津景の個展『Measuring Invisible Distance』を開催。本展は、約2×4メートルの大作《Swoon(気絶)》を中心に、コンスタンティン・ブランクーシの彫刻「眠れるミューズ」などを描いた新作で構成される。会期は6月9日〜7月14日。

今年4月、ブラジル北東部の古都サルバドールでゲーテ・インスティトュート主催の国際会議「南大西洋の共鳴」が行われた。その様子をカンファレンスに出展者として参加したブラジル在住の写真家・仁尾帯刀がレポートする。

愛知県名古屋市のgallery Nが、宮下大輔の個展「exh 20180630」を開催する。日常のなかで目が合うように遭遇するモノ(物体)やコト(現象、風景)に謎と魅力と気配を感じるという宮下が、「作品」という「事実」を展示する。会期は6月30日~7月15日。

東京・六本木の国立新美術館で「ルーヴル美術館展 肖像芸術―人は人をどう表現してきたか」が開幕した。27年ぶりの来日となる16世紀ヴェネチアの巨匠ヴェロネーゼによる《美しきナー二》をはじめ、ナポレオンやマリー・アントワネットといった時の権力者たちの肖像画や彫刻など、様々な「肖像」がルーヴル美術館の全8部門から集結した本展。その見どころをお届けする。

フランス国立ギメ東洋美術館に作品が収蔵されるなど、国内外で高く評価されてきた日本を代表する染色家・柚木沙弥郎の個展「柚木沙弥郎―紙に描かれた模様―」が、東京・青山のスパイラルガーデンで開催される。95歳の現在もなお精力的に活動する柚木の最新作を見ることができる。会期は2018年5月29日〜6月3日。

東京・神宮前にあるワタリウム美術館。この向かいにあったキース・ヘリングの巨大壁画と、それが描かれた建物が姿を消した。その行方とは?

熊本市現代美術館が「蜷川実花展 ー虚構と現実の間にー」を開催。本展では、蜷川のこれまでの軌跡をたどりながら「虚構と現実」をテーマに作家の写真の本質に迫っていく。会期は6月30日〜9月9日。

蔵屋美香キュレーションの連続企画「絵と、 」がgallery αMで開催中。絵画をテーマにした本展は、1年にわたって5人の画家を紹介しながら「絵画が現実に関わるよりよい方法」を探っていくもの。第1回の五月女哲平に続くのは、美術家のみならずカオス*ラウンジのキュレーターとしても活動する藤城嘘。会期は6月16日~8月10日。

2017年にユニクロとタッグを組み『ピーナッツ』とのコラボレーション商品を発表したKAWS。目が「XX」になったスヌーピーで話題を呼んだKAWSとユニクロが、今度は『セサミストリート』とコラボレーションすることがわかった。

アメリカ、カナダ、メキシコの美術館館長によって構成される「美術館長協会(Association of Art Museum Directors)」が、バークシャー美術館とラ・サル大学美術館の2美術館に制裁を科すことを明らかにした。所蔵作品の売却が制裁につながった。

写真にとどまらず、彫刻や映像、インスタレーションなど様々な領域で活躍し、国際的に高い評価を受ける田原桂一の一周忌を節目に、展覧会「Sens de Lumière」が銀座のポーラ ミュージアム アネックスで開催される。会期は2018年6月1日〜6月10日。

1980〜90年代以降、アプロプリエーション(流用)を用いた作品で美術界に大きな影響力を与えてきたフランス人アーティスト、ベルトラン・ラヴィエ。その代表的な作品が並ぶ個展「Medley」が現在、東京・表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京で開催されている(11月4日まで)。この個展のために来日した本人に、近現代美術・美術批評を専門とする島田浩太朗が話を聞いた。

ミステリアスで官能的な独特の女性像を描いた夭折の画家・岡本神草。その画業の全貌を明らかにする「岡本神草の時代展」が千葉市美術館で開催される。会期は2018年5月30日〜7月8日。

1992年にモンブラン文化財団によって創設された「モンブラン国際文化賞」は、芸術および文化の発展・繁栄のために無私無欲で惜しみない支援活動をしているアートパトロンへ、その傑出した功績を称える証として毎年授与されるアワード。2018年は、日本の法人格としては初となる寺田倉庫の受賞が発表された。

今年パリで開催される、日仏友好160年を記念した日本文化・芸術の祭典「ジャポニスム2018:響きあう魂」(以下「ジャポニスム2018」)。その「公式企画」として、香取慎吾がパリ・ルーヴル美術館内シャルル5世ホールで初の個展を開催することが明らかになった。また、香取はジャポニスム2018の広報大使としても任命された。日本・フランスの両国で様々な広報活動を展開していくという。