
第17回
プレイバック!美術手帖 1993年8月号 特集「だれのための美術なのか」
『美術手帖』創刊70周年を記念して始まった連載「プレイバック!美術手帖」。美術家の原田裕規がバックナンバーから特集をピックアップし、現代のアートシーンと照らし合わせながら論じる。今回は1993年8月号の特集「だれのための美術なのか」を紹介。

第17回
『美術手帖』創刊70周年を記念して始まった連載「プレイバック!美術手帖」。美術家の原田裕規がバックナンバーから特集をピックアップし、現代のアートシーンと照らし合わせながら論じる。今回は1993年8月号の特集「だれのための美術なのか」を紹介。

第15回
雑誌『美術手帖』の貴重なバックナンバー記事を公開。本記事では、2020年4月号の「『表現の自由』とは何か?」特集より、表現規制に対抗するための心構えや実践を近年の国際的な事例とともに記した全米反検閲連盟によるガイドライン「検閲回避完全マニュアル」を掲載する。

1月30日、SBIアートオークションは東京・代官山のヒルサイドフォーラムで「モダン&コンテンポラリーアートセール」を開催した。

グッゲンハイム美術館が、同館史上初めて黒人女性を副館長兼チーフ・キュレーターに任命した。

第14回
雑誌『美術手帖』の貴重なバックナンバー記事を公開。本記事では、アーティストの集合体を通じて平成という時代をたどる注目の展覧会「平成美術:うたかたと瓦礫(デブリ) 1989-2019」の開幕にあわせ、2019年4月号「100年後の民藝」より、同展にも出展するパープルームの主宰・梅津庸一のインタビューを掲載する。

第13回
雑誌『美術手帖』の貴重なバックナンバー記事を公開。本記事では、2012年3月号の特集「REAL TIMES」より、Chim↑Pom卯城竜太の「スーパーラット論」を掲載する。

文化庁「新進芸術家海外研修制度」の成果発表会である「DOMANI・明日展2021」が、1月30日に国立新美術館で開幕。第23回目の開催を迎える今回のサブタイトルは「スペースが生まれる」。その見どころをレポートで紹介する。

20世紀の構成主義の系譜を130点のポスターでたどる展覧会「20世紀のポスター[図像と文字の風景]―ビジュアルコミュニケーションは可能か?」が、東京都庭園美術館で開幕した。会期は4月11日まで。

日本有数の浮世絵専門美術館として知られる東京・神宮前の太田記念美術館。浮世絵という専門分野に特化しながら、14万ものTwitterフォロワーを持ち、noteでの配信も積極的に行うなど、そのデジタル戦略は特徴的だ。そこにあるコツや想いについて、同館主席学芸員の日野原健司に話を聞いた。

第2回
急増しているアートコレクター。作品が飾られているコレクターの自宅を、自身もコレクターであるコバヤシマヒロが訪問して紹介。作品を愛するそれぞれの人柄が現れるような、千差万別のアートコレクションをお届けします。

アート・ディレクター、デザイナーとして世界を舞台に活躍した石岡瑛子(1938〜2012)。その世界で初めてとなる大規模回顧展「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」が東京都現代美術館で開催されている。この展覧会についてミュージシャンであり役者も経験しているコムアイが、担当学芸員の藪前知子に話を聞いた。

愛知県及び大府市は、同県大府市内で、現代美術地域展開事業「境界のかたち 現代美術 in 大府」をスタート。6人の現代美術家が参加している。会期は2月14日まで。

マッシヴ・アタックのメンバーとして知られるロバート・デル・ナジャが、ヴァレンティノのオートクチュールコレクションとコラボレーション。新しいオーディオビジュアル作品《Code Temporal》を公開した。

日本最大のアートフェアである「アートフェア東京」が全141軒の出展ギャラリーを発表した。コロナ禍で開催される今回は、VRで会場を公開する試みも行われる。

ルネサンス期のイタリア人画家サンドロ・ボッティチェリの《ラウンドエルを持つ青年の肖像》(1480)が、1月28日にサザビーズ・ニューヨークで行われたオークションで約96億円で落札。この数字は、ボッティチェリのオークションにおける過去最高額を更新し、オールドマスターの過去最高額で史上2番目を記録した。

2012年に東京都美術館と東京藝術大学の連携事業として始まった「とびらプロジェクト」。毎年一般市民から「アート・コミュニケーター(愛称:とびラー)」を40名ほど公募し、アートを介したコミュニティを形成するプロジェクトだ。いま、10期「とびラー」が募集されている。これまでの成果と展望、そしてコロナ禍でのオンラインの活用などについて、プロジェクトを率いる東京藝術大学美術学部の伊藤達矢特任准教授と、東京都美術館のアート・コミュニケーション係長を務める稲庭彩和子学芸員に話を聞いた。

ポーラ美術館の「Connections―海を越える憧れ、日本とフランスの150年」は、日本とフランスという2国間の芸術交流をテーマにした展覧会だ。同館の収蔵作品約80点に国内外からの借用作品約50点を加え、大量のモノや情報、人の往来が可能となった時代に培われてきた双方の芸術を検証する同展。ここでは展覧会の導入部に展示された荒木悠の作品を軸に、展覧会のテーマ全体を考察する。

美術批評家の椹木野衣が企画・監修するグループ展「平成美術:うたかたと瓦礫(デブリ) 1989-2019」が、京都市京セラ美術館で開催されている。平成日本の美術史をアーティストグループの活動から振り返る本展を、文化研究者の山本浩貴がレビューする。

今週スタートした展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。なお緊急事態宣言のため、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

令和2年度の第3次補正予算が1月28日に参院本会議で可決、成立した。一般会計の追加歳出は21兆8353億円という規模のなか、文化関連の予算は551億円となる。