PREMIUM

津野青嵐インタビュー:きれいな「ケア」の物語を超えた「装い」への問い

金沢21世紀美術館で津野青嵐の個展「アペルト20 津野青嵐 共にあれない体」が4月12日まで開催されている。身体とファッションの関係を、自身の身体との対話や祖母の介護、精神障害当事者と向き合う経験から問い続けてきた津野に、自身の表現についての逡巡や制作を通じて気がついたことについて、ファッション研究者の安齋詩歩子が話を聞いた。

INTERVIEW

地域レビュー(東海):河村清加評「アートオブリスト2025 ワタナベエイジ展」(大倉公園)/手塚好江個展「In/Out-between」(愛知県立芸術大学 サテライトギャラリーSA・KURA)

ウェブ版「美術手帖」での地域レビューのコーナー。本記事では東海地方で開催された2つの展覧会、アートオブリスト2025 ワタナベエイジ展「Morning Monsters/W Eiji」と手塚好江個展「In/Out-between」を取り上げる。「みる」という行為によって引き起こされる曖昧さ、そしてその豊かさについて、河村清加(浜松市鴨江アートセンター)が論じる。

REVIEW

PREMIUM

女性たちが紡いだリバティ・プリントの150年。「Women in Print」展がロンドンで開催中

昨年創立150周年を迎えたロンドンのデパート、リバティ。そのオリジナルテキスタイルである通称「リバティ・プリント」を取り上げる展覧会「ウィメン・イン・プリント:リバティ・テキスタイルの150周年(Women in Print: 150Years of Liberty Textiles)」が、同地にあるウィリアム・モリス・ギャラリーで開催中だ。日本でも非常に高い人気を誇るそのプリントデザインを手がけた女性テキススタイルデザイナーたちに焦点を当てた、意欲的な内容となっている。

NEWS / REPORT

「CURATION⇄FAIR Tokyo」のアートフェアが開幕。親密な邸宅空間でコレクションのあり方を想像する

登録有形文化財・kudan houseを会場に、「CURATION⇄FAIR Tokyo」のアートフェアのパートが開幕した。キュレーション展覧会で共有された鑑賞の文脈をもとに、邸宅空間のなかで作品の購入や展示のあり方を考える試みとして、21軒のギャラリーが参加している。会場の様子をレポートする。

NEWS / MARKET

「万博」は何をもたらしたのか。山本浩貴評「エヴ・カデュー J’AI VU LE FUTUR / 私は未来を見た」

奈良にあるMOMENT Contemporary Art Centerで開催されたカナダ出身の写真家エヴ・カデューによるアジア初個展「J’AI VU LE FUTUR / 私は未来を見た」を文化研究者・山本浩貴がレビュー。世界各地に点在する万博跡地を撮影した代表シリーズ「J’AI VU LE FUTUR(私は未来を見た)」が、万博イヤーに開催された意味を読み解く。

REVIEW

PREMIUM

物語を排除することで、物語が立ち上がる。System of Cultureが語る、AIと協働する理由

System of Cultureの1年ぶりとなる個展「Exhibit 8:Pieces of Narratives」がMAHO KUBOTA GALLERY(東京)で開催された。31枚の写真からなる新作《Pieces of Narratives》を作家は「複数枚の写真からなる物語のデータベース」と呼ぶ。SNSとAIによってイメージが無限に流通し、出来事が即座に“物語化”されては消費される時代に、写真はどのように「語り」を引き受け、あるいは拒むことができるのか。キュレーター・研究者の金秋雨がSystem of Culture(小松利光)に制作の背景と方法論を聞いた。

INTERVIEW