東京・原宿を拠点に、新たなアートオークションハウス「NEW AUCTION」が今秋、発足する。
従来のオークションという枠組みに縛られることなく、新しい体験や価値観を提供することを目的に設立された同オークション。アートマーケットの持続的な循環を促すため、売上金の一部をアーティストに還元する国内初となる「アーティスト還元金制度」を導入する。また、原則として制作または発表から2年以内の作品はアーティストまたは取り扱いギャラリーの承認なしには出品しないという。
第1回目のオークションは、今年11月に原宿の「BA-TSU ART GALLERY」で開催予定。下見会は、同時期に東京・渋谷のミヤシタパークにあるアートギャラリー「SAI」で行われる。現代美術やモダンアートなど特定のジャンルや時代ではなく、独自の視点でセレクトされた作品が集まるオークションは、会場での参加に加え、電話やオンラインから参加することもできる。
なお、ローンチにあわせてスプラッシュサイト、SNSもオープン。第1回オークションの出品締切は8月23日まで。